本日も外来において、かかりつけの患者さんへ食品添加物についてお話しました。
コロナ禍で沢山売れてる乳酸菌飲料ですが、免疫を活性化、腸活に役立つなら、
そのCMでもっとPRする筈なのですが。腸活に役立ち、コロナに効果がある!と
消費者が信じ込んでるだけなのかもしれません。
少なくとも糖尿病や肥満に効果があるとは感じられない製品が腸活に役立つとは思えません。
いつも申しますが,口に入るものだから何で出来ているのか?!
関心を持たずに健康を保とうとするのは至難の業です。少なくとも製品の原材料をチェックすべきです。
ところが、この飲料Yについて、インターネットで原材料を調べようとしても、なかなか出て来ません!
意図的なのか?!隠してるのか?は分かりませんが。小さい器に細かい文字で書かれてるのでは、余計読めませんね。
機能性乳酸菌であっても一緒に入ってるのがガムシロップの様なものでは、免疫増強は無理かと感じます。
昨日の外来でも2人の患者さんに説明しました。止めろ!とは言いませんが,事実を話し御本人の判断に任せる形です。
健康維持、生活習慣病への配慮をしないといけません。
以前、キクイモの共同プロジェクトに取り組んだ老舗K社(名古屋本社)は大変真面目な考え方で、
ここの製品は、その原材料を見る度に流石一流企業!と感心させられます。添加物がほとんど入ってません。
入っていてもビタミンC、クエン酸といった保存料と香料のみ、本当に極少量です。

そんな訳で、昨日も宇都宮市FKDへ買い物に出掛けた際に買い求めました。
先日、市販されてない温州みかんジュースのお取寄せをしたばかりなのに。

こちらは添加物ゼロです。
FKDにおいては、私が推奨するキクイモ茶が評判になり、飛ぶ様に売れている様子です。
先日のロータリー講演会の影響もあるでしょうが、1度飲み始めてみる事で、何か実感するのでしょう。
リピート率は90%でTDL以上とも。(夕刊フジの編集長がかつて言ってました)
矢張り良い物はしっかり浸透し,根付くのでしょう。
K社も歴史あるロングセラーが沢山ありますし、
こういった愚直なまでの誠実さは、添加物が溢れる時代において
健康という観点からは頭が下がる想いです。
かつて船◯総研の方から「良い物が売れるのではなく、売れた物が良いのです!」と言われましたが、
売れた物が良いのではなく、良い物は売れるのです!と、今でも信じてます。
但し、繰り返し申しますが、キクイモのコツを十分に理解する必要があります。
FKDの1階ドラッグストアの効く芋茶の売場近くにごぼう茶で有名な医師の顔を出した、
ゴボウ・菊芋茶なる物も売ってました。
医師のネームバリューも異なりますが、品質,価格も違います。
それよりも効果がある物なら、結果は出るでしょう。
昨日の外来患者さんで60代女性の方が再診されました。
以前、私の所へ来て、農産物直売所で菊芋を買って食べ始めました!と、コツの説明を遵守出来ず、
遠回りした為、厳しくも根気よく再度説明した経緯があります。
時間は掛かりましたが、やっとHbA1Cが6.3%迄低下しました。
その他のデータも正常域。
糖尿病データも正常値迄あと少し。体重ももう少しではありますが、
大変前向きに、明るい表情で帰りました。一緒に喜んでいます。
こういった方々が沢山増える様に今後も頑張ります。
- 2023/06/14(水) 06:12:50|
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今週も糖尿病の新患の方が見えました。
先週は37歳男性で、HbA1Cが7.9%でした。
今週初診の方は、78歳HbA1Cは9.1%でした。真岡市在住で同じ県内とはいえ片道60km!
水曜日に問合せ無しに見え、不在で失礼しました。
(施設の嘱託医、警察医、訪問診療・往診等をあてる為、水曜日不在が多い)
前もって連絡頂ければ、遠方から受診される方の為にゆっくりお話を伺う日時予定をご案内出来ます。
職員が予定を説明し、再度お越し頂きました。受付締切直前の受診をお勧めしたのですが、
受診されたのが朝イチ。台風で雨降りで幸いにも(?)患者さんの出足が遅く、ゆっくりと話出来ました。
ご持参頂いた資料を見ると、地元の診療所に通院して投薬を受けていた今年の初めはHbA1Cは5.7%と
良好でしたが、食事指導と運動療法が大変厳しい為、他の医療機関に自己判断で転医。漢方の開業医に
移ったそうです。内服薬が変更となり,9.1%迄悪化!
その医師はデータを見て何て言いましたか?!と、尋ねたところ
「薬を倍にしましょうか?!」となんとも呑気。内服の変更が無いままだったそうです。
たまたま本屋さんにあったキクイモの書籍を目にして、慌てて飛んで来たそうです。
遠くから通い続けられる?に、「命懸けで通います!」だそうです。
朝御飯は食べて来ましたか?の問いに、
受診されるI時間前にコンビニで飴玉を3個舐めながら来ました。の答え。
折角、遠くから来てくれましたが、流石にこれには呆れながらもシッカリ厳しく指導しました。
辛くなる程の指導とは一体何だったのでしょう?!
又、I番の問題は、ヒトの話を良く聞かない!ややそそっかしい印象です。
何度も説明の合間に、合いの手を入れるの如く、自身の話を長々挿入されます。
私の話を聞く気持ちがあるのか?!尋ねて説明を再開する!といった具合。
私が監修したイヌリンチョコレートについて話してると、「チョコレートは良いのですね?」と、
自身で思い込みした発言があります。そそっかしいというか、危なっかしい。
そんな訳で、他の患者さんが見えた為、1度診察室から退室して頂きながらも何とか診察を終えました。
この方の経過についても当ブログでお知らせしましょう。

我が家の庭の満開のヤマアジサイ、
以下のメールが届きました。
先生こんにちは。お世話になっております。
娘は毎日楽しく大好きな菊芋茶を持って登園しております。
5/22から主人と私がコロナに感染してしまい、娘に感染してしまわないかと
心配していましたが驚くことがありました。
毎日欠かさず飲み続けていた娘だけが感染することなく済んだのです。
先生が本にかかれていたように、ダイアンモンドプリンス号での菊芋茶を飲まれていた
ご夫婦の様に飲んでいた娘は無事でして、主人と菊芋茶の凄さを更に感じ感動いたしました。
本当にありがとうございます。
早く娘と思い切り走ったり、抱っこしてあげたい!仕事がしたいと意欲も出てきました。
娘は先週の日曜日運動会でして、数ヶ月の間に踊りも頑張って踊っていました。
以上、(中略)

ダイヤモンドプリンセス号から撮影
一昨日も、風邪と言って来院した方がコロナ抗原検査陽性でした。

又、障害者施設てはクラスターも発生しております。
国が言う様な、未だ完全に封じ込んだ話ではありません!
自身の免疫を強化しておく必要がありますね。
- 2023/06/11(日) 07:13:49|
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またもやカレーを食べました。
娘と帰りの時間を待ち合わせ、宇都宮駅構内パセオのフードコートで
好きな物を食べよう!という事で、大好きなカレーをチョイス
ashitamo iihi (アシタモイイヒという名も気に入り)
カレー屋さんでバターチキンカレーを頂きました。
ルゥを一切使用してないヘルシーなカレーというコンセプトで
大変美味しかった。

医食同源という考え方は、臨床医として糖尿病をはじめ、生活習慣病と
向き合ってますと本当に大切な考え方だと思います。
子供の頃、母の台所仕事を手伝って際、教えて貰いました。
健康な時は余り感じないのかもしれませんが、人間食べられなくなると
終わりが近くなります。
がん患者でも食べている間は大丈夫!とは、亡き父の言葉。
どんな理由でも食べられなくなったら要注意!です。
在宅での看取りや、高齢者施設での最期に立ち会う機会が多い昨今、実感しています。
病院で術なし!と言われ、自宅へ帰ったり、施設入所に至ります。
食事の摂取量が低下してる事も多く、皆で何とか経口摂取を維持出来る様に働き掛けます。
胃瘻や経鼻胃管等を希望しないケースも多々あります。
誤嚥の危険性が高いと、肺炎併発から病状悪化を来します。
高齢、脳血管障害などにより嚥下機能が低下した結果であり、
現在の医療では改善させる事は難しいです。
病院は、治療する場ですから、胃瘻造設・経鼻胃管挿入管理とするか?!
その場合、特に経鼻胃管の場合には、不快感から自己抜去を防ぐ為に、四肢抑制(手足を縛る)が必要になります。
胃瘻造設は家族が嫌がる事が多いですが,自己抜去はほぼ出来ず、経鼻よりも管理は楽で、
(但し管の交換は原則的に病院で行う事が多い)
施設によっては入所も可能です。(経鼻は入所困難)
当然ですが、食べ物の口の通過は無いので味は分かりません。
ご家族によっては、点滴を希望されますが、点滴は基本的に脱水予防で栄養補給には不足です。
5%500ml程度の点滴で100kcalなので、2本やっても200kcalです。
栄養補給やバランスを考え、アミノ酸や糖濃度を高めますと、血管への圧力負担がかかる為、
心臓に近い太い血管へのカテーテル留置が必要となります(中心静脈栄養)。
胃潰瘍や顔面受傷等の食事中止を余儀なくされた場合には実施しますが、老衰や癌末期などの場合には、
延命措置としか考えられない為、ほとんど見合わせる事が多いと考えます。
勿論、病院入院継続での管理となります。
施設は生活の場の提供と考えられるので、積極的医療を行う、
家族が希望させる場合では医療保険の傘の下という考え方です。
介護保険下では医療がメインにはなりません。
こういった棲み分けがある事を知らない御家族も多い為、その都度説明が必要になります。
さて、食事の話から大きく逸れましたが、それだけに元気に食事が出来る健康体に感謝し、
ゆっくりよく噛んで味わう事をお勧めします。
大切な人達と大好きな物を楽しい時間を過ごして欲しいものです。
下の画像は、食事摂取が低下した方の御家族が栄養補助剤をゼラチンで固め、
フルーツとで甘味風に仕上げる工夫を施し、
懸命に介護されてます。味見をしましたが、美味!!

調子に乗って食べると太ります。
又、先日薬膳レストランを開店した旧友の手作りキクイモオニギリです。
流石こちらも美味しく頂戴しました。

こちらは太らないかと思いますが、色々食べてれば太りますよね。
防腐剤、防カビ剤、発色剤、人工甘味料、ブドウ糖液糖等食品添加物を避け、
本当に美味しい物を摂る事が大切です。これがI番の贅沢で幸せに繋がると感じます。
- 2023/06/08(木) 17:40:33|
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5月も月末になってしまいました。
ブログの更新もさぼっており、今月2回目となります。
さて、最近医療現場で困っている事として、
コロナ、ウクライナによるのか?薬剤の出荷制限が多々あります。
コロナ感染者に使用する薬剤の解熱剤や漢方薬ならまだしも、
糖尿病用剤、高血圧治療薬や胃腸薬など慢性疾患、生活習慣病で必要とされる薬の不足は大変困ります。
果ては、腹痛の際に使用される、古くから知られる鎮痙剤の出荷制限のお知らせには驚きました。
その裏では何が起きてるのか?!
調べてみると、受注に対して71.8%しか供給出来てない様子で、
その内90%がジェネリック医薬品という話です。
原因として、ジェネリック医薬品メーカーの不祥事が相次いだ事(小林加工、日医工等)
コロナによる生産ラインの人員確保等サプライチェーンに影響があった事によるみたいです。
何れにせよ、療養中の方々にとっては毎日必要なお薬です。
企業は誠実にかつ迅速に対応して貰いたいと考えます。
保険料負担割合が増加したり、コロナ蔓延により受診控えが起きている中、
薬剤そのものの提供不足が起こると、今までの様な治療体制が維持出来ない可能性もあります。
健康は自分で守る時代になる!と何年も前から講演の際に話してきました。
そこには国の医療費財源の問題が出てきているからです。
そこにコロナ対策による財政出動が追い打ちをかけたのではないかと考えます。
2015年から始まった機能性表示食品制度。多くの企業は躍起になって開発、申請に動いてる
様子ですが,そんな事に騙されてはいけません。
今後、キクイモについての機能性食品等も出てくるでしょうが、生産・加工といった大切な部分を気にせず、
売れれば良い!といったスタンスの物が沢山出ることは容易に想像可能です。
私が以前、大手の企業から一緒に仕事したいと言われ、断りを入れた理由の1つに、
製品の品質がありました。イヌリン含有量や加工の仕方について、全く話に挙がらず。
既に作った(不出来の)物をPRする形を取らせようとした為、断った経緯があります。
以下の画像(右;私が推奨するキクイモ茶【サンテライズ】 、左;某メーカー)
同じ条件で煮出しました【1包を500mlの水から8分間沸騰】
比較するとイヌリン含有量は半分、味も薄くて、飲んでもキクイモと気付かない程。

担当者に言わせれば、1日2袋摂れば良いのだから!とは、
消費者を馬鹿にした、ふざけた話でした。
このキクイモ茶が近日発売される機能性表示食品だそうです。
賢い読者は騙されてはいけませんね。
これでは、機能性の冠をゲットする事を目的にし、消費者の健康よりも
企業の経済的健康しか考えてないとしか言えません。

話変わりまして、本日、県内在住の方から診療所へ電話がありました。
息子さんが糖尿病で、専門医に受診しているが、なかなか良くならずHbA1Cが8%から下がらない。
私の著書を書店で購入したが、受診しても良いか?!の相談でした。
上三川(かみのかわ)から見えるとの事でした。
現在のかかりつけ専門医に相談したら、イモなんか摂ったら悪くなるに決まってる!と言われたそうです。
間違いの無い物で(効かない芋でなく)生活習慣の是正を図れば、結果は出るでしょう。
そういった点では、専門医とか有名〇〇大学だから!というキャッチコピーは
患者さんには関係ないのかもしれません。
トクホ、機能性表示だから!良くなるのなら話は簡単です。
逆に悪化するのであれば、待った無しの方々には全く意味のない話です。
本質を見極める必要があるでしょう。
- 2023/05/31(水) 04:52:30|
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昨夜は宇都宮市の八幡山公園に夜桜を見に出掛けました。
残念ながら、提灯などの飾り付けはありましたが、ライトアップされておらず。
雨降りで今週末には終わってしまうでしょう。
平日とはいえ、是非ライトアップして欲しいものです。

昼間、日光での訪問診療の際に気付きましたが、我が家の梅が満開でした。


香りも良く、人知れず咲いている、父が残した梅です。
愛おしく感じます。
さて、コロナも終息して、日光にも沢山の観光客が戻って来てます。
が、実際にはコロナ感染が又増加して来た印象があります。
先日は私のところにも発熱の無い感染者が受診されました。
症状は咽頭痛と軽い咳に強い倦怠感でした。

そして、かかりつけの方が自宅で亡くなってました。
この方は奥様と2人で暮らしてましたが、老々介護、認々介護でした。
息子さんが居住する日光へ千葉県から転居して来た当初より関わりがありました。
ケアマネを息子さんに紹介し、生活支援の意見もしてました。
月 1回当院へケアマネと受診されてました.
息子さんが別宅で、遠距離通勤でもある事から、ケアマネの介入が不可欠でしたが、
内服漏れもあり、持病の糖尿病の悪化を心配してました。
1週間前に奥様がコロナ感染で入院。簡易検査で陰性だった御主人は自宅で濃厚接触者として、
経過観察中だった様子でしたが、ヘルパー訪問の際に亡くなっていたところを発見され、
警察検案事案になりました。
もう少し何とかならなかったものか?!大変残念に感じます。
行政が介入する事での対応があれば等と感じてしまいます。
地域包括ケアシステムといった、地域で高齢者の自宅での生活を支えて行く!と、

宣言しているのに、未だ絵に描いた餅の印象です。
マスクを外そう!経済を回す為にも出掛けよう!
といった掛け声を耳にします。
今後は個人の判断に委ねられます。も理解可能です。
が、安心し過ぎて他人に迷惑を掛ける事は慎むべきと、
危機感と共に感じております。
3月2日に日光市て行った講演会でお話しましたが、
「腸活」腸内細菌善玉菌を増やす事で免疫を強化する事は重要と考えます。
肥満・糖尿病の方は特に免疫力を強化する為にもしっかりと体重・血糖値の
コントロールをして欲しいものです。
キクイモ摂取は勿論、食品添加物を避けないと腸内環境の改善は難しいでしょう!
是非見直してみて下さい。相変わらずコロナは待ったなしですから。
腸内フローラとは、お花畑という意味です。
真っ盛りの梅。桜の様に、自身の腸内にも美しい花を咲かせておきたいものです。
- 2023/03/30(木) 05:44:46|
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