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キクイモ医師のつぶやき

糖尿病臨床医の健康的キクイモ生活情報

おめでとう!STAP細胞


素晴らしいニュースが世界を駆け巡りました。

既にTV等ニュースでお聞き及びかと思いますが、
理化学研究所、発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の
小保方(おぼかた)晴子さんが画期的な研究成果を公表しました。

若干30歳の女性が、世界が驚くような発表!
『リケジョ(理系女子)』の面目躍如ですね。

つい最近、山中伸弥(京都大教授)先生がiPS細胞(人工多能性幹細胞)
研究によりノーベル賞を受賞したばかり。
勤勉な日本人の研究への直向きさ、努力による素晴らしい成果結実は
大変喜ばしい事です。

「10年後、100年後の人類社会への貢献を意識して、一歩一歩進みたい」
と仰る、奥ゆかしさ!大和撫子の鏡ですね。才能と美しさと謙虚さ。
こういった女性の活躍を一層期待したいものです。

小保方先生も、今後注目され、今迄以上にお忙しくなるでしょうが、
研究を実用的なものに変え、臨床に応用される事を切に願います。
100年後ならぬ10年後さえも待てない患者さんがいるのですから。

研究者としての使命がそこに見えるかと思います。
研究費を使って、解明、未知の領域を探るという作業は決して楽では
無いと感じます。

山中先生も研究費を捻出する為、一昨年3月iPS基金へ寄付を呼び掛ける
(クラウドファンディング)事を目的に、自ら京都マラソンで完走され、
1000万円以上を集められました。

小保方先生の場合、研究費等の資金については知りませんが、
意表を突く簡単な手法で様々な組織に変化できる「STAP細胞」を作った
研究論文は当初、一流科学誌から「信じられない」と掲載を拒否されたそうです。


まさにコロンブスの卵!といった意味合いもあるのかもしれませんね。

このニュースを知るにつれ、改めて『キクイモ』という植物について考えました。
ペリー来航時に日本に入り、戦争中も日本人に食されていました。

しかし、糖尿病その他の疾患についての効能があるにもかかわらず、
栽培や摂取における誤解、金儲けに走る一部生産者の不誠実さといった
ものが災いし、未だに一定の評価がされていない現状があります。

きちんとした検証をし、頭ごなしに「民間療法は…」「サプリや野菜で
治る筈はない!」といった偏見を持たず、国家プロジェクトとして
取り組むべきものと感じます。


話は変わりますが、本日、医療ジャーナリストのS氏とお電話でお話しました。
彼の書く連載記事が近々リリースされるそうです。

テーマは2014年健康食品産業「話題の焦点」
2000万人が待望する糖尿病改善のための総合対策だそうです。

掲載前ですので、詳細はお伝え出来ませんが、内容を一部ご紹介します。



『新進気鋭の医学者が、昨年11月、糖尿病を治したい人は“キクイモ”を食べなさい」
と題する本を発行した。

(中略)

すぐに薬事法違反、医師法違反との声が聴かれるが、現代医学は昔とは違って、
「事実を事実として捉える」という考えが主流を占めてきている。中国の鄧小平の言うように、
「黒い猫でも、白い猫でも、ネズミを捕る猫は良い猫だ」という考えが大勢を占め、
「医薬品であれ、食品であれ、病状を改善する物質を治療現場において積極的に活用、
医療費の削減に取り組むべきだ」という考えが、現代医学において益々主流となってきている。




何時の日か、キクイモが認知され、普及し、ips細胞やSTAP細胞と
コラボする日が来て、再生治療と共に、予防医学へ寄与。
多くの患者さんの健康の為に役立つと良い等と考えてしまいます。


  1. 2014/01/30(木) 21:34:11|
  2. キクイモについて
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『愛妻の日』と『惜別』について考える


11月22日は「いい夫婦の日」と、いつしか浸透してきているようです。
が、1月31日は「愛妻の日」だそうです。

日本愛妻家協会なるものが存在するそうで、
『日比谷公園の中心で愛を叫ぶ』といった色々なイベントが開催されるそうです。

日頃、恥ずかしくて言葉に出来ない感謝の言葉を伝えるという事は
大切な事かもしれませんね。照れずに大声で叫ぶのは・・・。


商業色の色濃いものにならずに、自然な形で伝えたいとも感じます。

先日、家内の誕生日に花を贈り、シャンパンで乾杯したことを
当ブログでお伝えしましたが、その花は我が家の玄関で現在も
元気です。


ノンちゃん誕生日プレゼント2014


最近は、若い世代の方々も記念日等にお花やプレゼントを贈られるの
でしょう。欧米では当たり前の光景ですが、かつての日本人は表現が下手
で、照れくさいと感じる方々が多かったと思います。

大切な日の大切な人へのプレゼントをするといった風習は無かったと感じます。

私はここ15年程、老人医療現場において『人生の幕引き』のお手伝いを
しております。

最先端医療、高度先進医療、ゴッドハンドといった医療が持て囃されている
現代ですが、高齢で長い闘病の末に疲れ果てた患者さんやその家族さんが
「お別れの覚悟」を決め、その人の人生という舞台の終幕に立ち会っております。

そこには、何歳でなっても悲しみの涙があり、多くの素敵な思い出があります。

最先端技術を駆使しても、人間は何れ『死』を迎えます。
それがゴッドハンドであっても、やっているのは人間ですから。

たとえマスメディアが大袈裟に取り扱ったとしても、最期の結果は同じかとも。
場合によっては、死期を早めたり、苦痛を伴ったりする場合もあると思います。

どういう治療を受けて亡くなるか!?ではなく、どういう生き方をしてきたか?!
そしてどういう形でお別れをするのか?!等、色々な考え方はあるかと思います。

最近は、在宅での終末を希望する方々も増えている様子です。


自分の身内をはじめ、大切な友人・知人とお別れの際、「医師として、人として
もっとお役に立てなかっただろうか!」と常に自身に問う自分があります。

葬儀の時に菊の花を棺桶に手向けるより、今、道端の名もない花をプレゼントする、
手ぶらでも会いに行くように心掛けております。

たとえ少々照れ臭いと感じたとしても。



  1. 2014/01/28(火) 19:07:30|
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見えないところで


おはようございます。

一昨日は 夕食にご招待され宇都宮の『ステーキ桜』へ行ってまいりました。

大変美味しいお肉を満喫しましたが、経営者でもあり、ご招待して頂いた
Tさんとは、かつて同じレストラン『桜』にてキクイモについてお話した事がありました。

その後、Tさんはキクイモを毎日摂取されているそうですが、先日人間ドックにて
内臓脂肪が減ったと言われたそうで。説明した医師も怪訝に「何かしてますか?」
と尋ねたそうです。

Tさんはプラセンタ、ヒアルロンサンといったサプリメントも摂取しているようですが、
ご本人曰く「キクイモ」が一番心当たりあるそうです。

今年に入って、データ改善している方々が私の周囲で数々出てきております。

勿論、「コレが全て」というつもりはありません。
暴飲暴食・早食い・運動不足といった生活習慣を続けていたら、
いくら『キクイモ』を摂取したところで全て治るといった事はあり得ません。
『キクイモ』は魔法の薬ではありません。

定期受診をせず、生活習慣を見直さない、暴飲暴食などなど。悪くしようと思えばいくらでも
悪いデータを出す事は可能と思います。

昨年末から『キクイモ』摂取により改善傾向を呈したと、当ブログでもご紹介した方ですが、
11月HbA1C 8.5%から1月6.8%とはなりましたが、お正月中の過ごし方を尋ねたところ、
毎日ご友人とウィスキーボトルを半分飲んでいたそうで、現在の自己血糖は200~300とか・・・。


その上、「データが良くなったのは、その頃アルコールをやめていたから」と言い出す始末。

どうやら、行く所迄行かないと解らないのかもしれません。
手軽で、楽に継続する方法として、『キクイモ』をご紹介し、拡げていきたいと考えてます
が、全ての人に必ずしも良いとは限りませんね。

その人次第!
治療への取り組み方、考え方に左右されるでしょう。

ただ、ポテンシャルは高い代物ですから、一度は真剣に取り組むべきでしょうね。

見えない部分で、効力を発揮する可能性を秘めております。昨年来の学術発表や論文掲載
といったエビデンス(確証)もありますし、玉石混交の「何に良い???」のか解らない
ものとは明らかに異なります。

内臓脂肪減少のように、見えないところでしっかりした効力を上げる為には、
摂取側も見えないところでの努力が必要なのかもしれません。ただ、キクイモのポテンシャルが
高い分、それ程の努力は必要無いのでは!と感じます。

あくまでもケースバイケース。好きな物を多少は我慢したり、コントロールといった事は
最低限必要と感じますが、如何でしょうか?



  1. 2014/01/26(日) 11:23:56|
  2. キクイモについて
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もうすぐ春ですね


明日から暖かい日が続くという予報に喜んでおります。
10日間程続いた厳しい寒さが一段落というところでしょうか!

昨日は日光での診療を終え、宇都宮に戻る際、雪に降られて
慌てて帰路につきました。とはいえ、スピードは出せません
でしたが・・・。

先日のシカの飛び出し教訓から、スリップしないように
慌てず急いで!といった感じでした。


日光では、8年前から春の訪れを告げるイベントが行われている
ようで、ポスターを入手しました。
例年、外国人観光客が大変喜んでいるそうです。




日光ひな祭り

昨年、我が家では、雛飾りを結局出しそびれてしまいました。が、
今年は早々に飾り付けしようと思いました。

昨年の今頃は、長女のセンター試験だ!受験の宿泊・移動のチケット
手配だ!と、大忙しだったことを思い出しました。

先週末にはセンター試験がありました。
私は共通一次元年世代でしたが、センター試験も近々また変わるそうで。
受験生にとっては、前年の過去問が使えず、傾向が変わるといった不安
あるでしょうね。御本人・御家族の心中お察し致します。

さて、春を告げる『ひな祭』ですが、日光の街中のお店が挙って店頭に
飾りつけをし、観光客にご披露するといった趣向のようですが、色々な
イベント
もあるようです。


各地で、こういった試みがあるようですが、観光地日光のひな祭も
風情があるかと思います。

今年で9回という事ですが、恥ずかしながら昨年知りました。。。
車で仕事に行く。通り過ぎるだけでなく、今年は歩いてお雛様・お内裏様のお顔を
拝見してこようかと思います。


春が待ち遠しいですね。
受験生にも「桜咲く」の朗報が来る事をお祈りします。




  1. 2014/01/23(木) 18:15:25|
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キクイモ講演


本日は素敵な出逢いがありました。

以前、当ブログでもご紹介しました、ドイツ産キクイモでの収穫でお世話になりました
ケアマネージャーのSさんのご紹介で、栃木県内に調剤薬局の店舗展開を
されているMさんにお会いしました。

宇都宮市内の彼の経営する調剤薬局にお邪魔し、キクイモの
素晴らしさについてお話しました。

大変柔和な社長さんで、管理薬剤師の店長さん、Sさんご夫婦に
約90分、スライドを使用して『キクイモによる奇跡』体験を
お話しました。とても熱心に聴いて下さり、お忙しい中にも関わらず、
貴重なお時間を頂き有難うございました。心より感謝致します。

その中で、ケアマネSさんの担当している方がキクイモのお茶を
飲まれて、HbA1Cが6.8%から6.1%に改善した!という喜びの
声を届けてくれました。

私も新年最初から、多くの方々から年末年始のお休みの間、キクイモ
摂取によって改善した血液データを見せて頂き、大変喜んでおります。


昨日は『大寒』でもあり、家内の誕生日でもありましたが、栃木の
有名人、柴田とよさんの1周忌でした。

私の知人から、そのご家族様にキクイモの素晴らしさをお伝えした。という
ニュースも入ってきました。

多くの方が『キクイモ』を知って、元気にお過ごし、ご活躍される事を祈念
致します。


さて、医療ジャーナリストのS氏より連絡ありまして、出版記念講演に
ついて段取りをして下さっている様子です。

当初、3月を予定しておりましたが、5月に東京での講演に
なりそうです。かなり大きな舞台をご用意して下さっているようで、
お忙しい中、大変恐縮です。

しっかりとした準備をして、臨む決意でおります。

多くの方の糖尿病治療に役立てる事が出来るよう、精一杯の備えを
したいと考えます。

今年は私にとっても、『キクイモ』にとっても飛躍の年にしたい!
と感じております。どうぞ宜しくお願い致します。


  1. 2014/01/21(火) 23:23:17|
  2. キクイモについて
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一陽来復

本日は大寒。

底冷えの毎日ですね。明日は雪との予報。
しかし、この寒さも徐々に和らいでくる方向だそうです。

『一陽来復』とは、冬が去り、春が来る意味だそうです。
最高気温が10℃を越える日が出てくる春はもうすぐそこに
来ています。

本日は家内の誕生日でもあります。温暖な気候の土地から
嫁いで早20年。お互い年をとりました。長女は来年成人式。

色々と苦労を掛けてきた罪滅ぼしをしたいと常々思っています。


家内は先週17日から実家に一人で帰省中。高齢の両親の体調を
心配しながら、過ごした正月。思い切って帰らせました。

その間、子供達の弁当、食事の支度を続けておりました為、
ブログの更新が滞りました。

独身生活が長く、留学中も自炊の毎日。炊事は決して嫌いでなく、
拙著にもキクイモオリジナルメニュー、食材の工夫等を記して
あります。是非、ご覧になって下さい。男の料理ですが・・・。

今宵は外食に出掛け、日中購入したシャンパンで乾杯したいと
考えてます。

シャンパン

やまやで買い求めた格安ではありますが、花と一緒にプレゼントです。
ただ、前者は私が飲みたかっただけですが・・・。
さすがに、ドンペリというわけにはいきませんでしたが、来年娘の
成人式と共に区切りの誕生日を大いに祝う為にも、明日から又
頑張ろうと誓う私です。

『一陽来復』のもう一つの意味に、
悪い事が続いた後、ようやく物事が良い方向に向かうこと。
という意味もあるそうです。


心ときめかせて、毎日を元気に過ごしたいと思います。




  1. 2014/01/20(月) 20:08:34|
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野生との共存を考える


本日午前は日光に診療に参りました。

日光インターに差し掛かったところ、突如、前方右側から
何かが飛び出して来ました。慌てて減速して衝突を回避!

中央分離のガードレールを飛び越え、進行方向右から左へ
横切る物体。それもかなり大きな生物。

『肝を冷やした』とは、まさにこの事。


野生のシカでした。
それもかなり大きな。
角も立派なものでした。

あまりにも突然のことでしたから、後部座席に乗っていた子供達に
「鹿だ!」と叫んだところで、子供達は気付きませんでした。


時に野生の猿は見かけますが、こんな街中で鹿は初めての遭遇。

奥日光から徐々に街中に下りてきています。やはり餌が乏しい
為なのでしょう。

中禅寺湖畔のお土産屋さんから、サルが土産物の食べ物を奪い取ると
いった光景は、時にテレビなどでも放映されております。

我が家の近くに熊が出没した。我が家の中にサルが入り、南瓜を
盗んでいった等。最近の野生動物の市街地での出没エピソードは
沢山あります。

毎年GW時期に家族で中禅寺湖~戦場ヶ原をハイキングに行きますが、
昨年・一昨年と野生のシカに遭遇しております。近くで写真撮影をしても
怖がったり、逃げたりせず、悠々と草を食べておりました。

赤沼野生鹿


赤沼野生鹿2

自然破壊による餌場の減少。観光客をはじめとする人間に餌付けされたことにより、
美味しい味を覚え、餌の捕獲能力が低下する等、身勝手な人間どもに迷惑かけられ
てますよ!といった表情に感じてなりません。

戦場ヶ原では、白樺の皮を餌とする鹿を計画駆除している様子です。
一方でこのような可愛らしい鹿を保護していく必要があると思います。
動物を含めた自然環境との共存を真剣に考えて行かないといけませんね。


東日本大震災、福島原発事故以降、風評被害もあり、観光客がめっきり減った日光。
放射能による汚染の影響等が懸念されておりましたが、最近はやっとお客さんも戻ってきました。

人間の生活の便利さを追求ばかりすることで、本来備わっている能力の退化、身勝手な
行動による他種生物への悪影響。その反動は必ずや将来、自身の子供達に返ってくる事に
なるでしょう。

人間も便利さ、重宝さばかりを重視せず。時には昔に戻って、たとえ多少不便であっても
野生の動物と共に自然を大切に、車でなく歩いたり、計画停電の時のように、無駄な電気は
消費しないよう、夜は早く湯たんぽ使用し床に就く等。考える必要があるのかもしれません。



「高速走行中に轢かなくて本当に良かった。」と感じます。
「あんまりスピード出すなよ!」と注意していたのかもしれません。

  1. 2014/01/18(土) 23:39:05|
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焼酎について考える。


当ブログでも何度かご紹介しました、キクイモ焼酎。

正式にはキクイモリキュールと呼んだ方が良いのですが、
キクイモと焼酎を合わせただけなので、『キクイモ焼酎』と
呼んでしまっております。

毎夜、健康の為と頂いております、『キクイモ焼酎』ですが、
キクイモの主成分で、効能成分でもあります『イヌリン』
水溶性食物繊維が焼酎に溶ける事を利用しております。

先日ご紹介した、購入ジャグの色合いも程好くなりまして。
素敵な琥珀色!!!

焼酎7日間


ただ、本来焼酎というアルコールは蒸留酒で、無色透明だそうです。

私も嫌いではないのですが、(決して強くはありませんが・・・)
特に焼酎はビール同様、庶民派アルコールとして馴染み愛着があります。

焼酎について、ある資料を入手したので、読んでみますと、
知らない事が多いので、ビックリしました。今更聞けないといった知識です。

ブドウ・米・麦等をアルコール発酵させたワイン・日本酒・ビール等を
『醸造酒』と呼びますが、その醸造酒を蒸留即ち液体を加熱し、発生した蒸気を
冷やして、液体化、精製・分離したものを蒸留酒と言います。

世界には様々な蒸留酒があり、バーボン(アメリカ)、カナディアン・
スコッチ・アイリッシュ等のウィスキー、ヨーロッパのブランディ、
ロシアのウォッカ、メキシコテキーラ、カリブ諸国のラム、日本では泡盛等々

アルコールの沸点が約78.3℃であることを利用し、水その他と分離することで起こる
蒸留酒の特徴として、①元の醸造酒よりアルコール度数が高い。
②色素は基本蒸発しない為、ほとんどが無色透明。③糖分やアミノ酸などの成分も蒸発
しない

かつて、焼酎には『甲類』『乙類』という呼び方がありました。が、いつの間にか
そういった呼び方が無くなりました。

この分類は、蒸留方法の違いだそうで、乙類は単式蒸留でアルコール度数を45%以下に
したもので、連続式蒸留法によりアルコール度数を36%未満にしたものを甲類、ホワイトリカー
と呼ぶそうです。

現在は等級・順位表現に異を唱えた乙類焼酎メーカーの反発により、1971年かつての乙類は
本格焼酎となったそうです。


これに似たお話が身近にあります。それは、医学博士号です。大学院卒業により取得された
学位は『甲類』だそうで、大学院卒でなく、研究歴を積み重ねて取得した学位は『乙類』と
呼ばれております。

私は後者であります。イギリス留学し研究した結果を論文として、仕上げ、色々な苦労・思い出が
詰まっておりますが、『乙』だそうです。大学院入学試験をパスし、授業料を払ったとはいえ、
即席的な印象が多少なりともあるものが『甲』だそうです。

まあ、どちらにしても研究結果が求められる世界ですから・・・。でも名称変更をすべき事象だと
常々考えておりますが、如何なものでしょう。


やや琥珀色の魔法水に酔ってきたのかもしれません。
もう一杯キクイモリキュールをおかわりしましょう。


  1. 2014/01/16(木) 19:14:33|
  2. キクイモについて
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早食いについて、


本日は午後からお休み。家内と二人でランチに出掛けました。

宇都宮の『きむら』というお店。刺身定食ランチが1100円で、
大変新鮮で美味しいので、久々に出掛けました。

ところが、店内は一杯のお客さん。お目当てのお刺身定食も
品切れ!残念な上に、待たされる事40分。

相変わらずのボリュームは嬉しかったのですが、食事に行った
のに、少々くたびれました。
本日のように、時間が十分あればOKでしょうが、日頃時間が
無い時は、避けてしまうかと。。。

少人数で頑張っておられる様子でしたので、家内を宥めつつ
夫婦の(他愛ない)会話を弾ませました。

日頃、私達にとって大切な食事の時間ですが、余りゆっくりと
取れていないのが実情かと思います。
ゆっくり時間をかけて、よく噛んで!等と言いますが、これが
なかなか難しい。

多忙で時間が取れないのもあるでしょうが、そんなに年がら年中
忙しいわけは無い筈。時にはフルコース並みの時間を使っても
良いと思います。

英国留学時代に、研究室で働く仲間達の事を思い起こすと、食事に
時間をかけるグループとそうでないグループにはっきり分れました。

前者は病院内のレストランに出向き、「ああでもない、こうでもない」
と、笑顔でコミュニケーションをとっていました。

後者は、実験の合間に休憩室で、紅茶を飲み、サンドイッチ片手に
黙々と雑誌を読みふけっていました。

後者は、実験の合間にという研究者としては、熱心に聞こえますが、
これが度々休憩してますから、実際、成果を上げていたのは、前者だった
印象があります。但し、具体的に追跡、数値化等分析しておりませんから
何とも言えませんが・・・。

日本人の躾で、食事をしながら「ペチャクチャ」話すな!といった事が
あるかと思いいます。そういう躾をされると、フランス料理のフルコースは
頂けませんね。又、海外でのお呼ばれにも行けません。

かつて、英国で知人の紹介でシンガポール人のワイン商主催のガーデンパーティに
ご招待された経験があります。お昼に始まり、深夜0時迄。結局食事を3回頂戴しました。
(はっきりと分かれていませんでしたが)

その際はアルコールを頂いて、気持ち良くなり、初めて伺った方のリビングソファで
昼寝をしてしまいました。

その時、初老のワイン商が言ってました。『「今、君が数十億やるから、仕事に行け!」と、
私に行っても、私はここを動かないよ!』

ご家族・仲の良い友人と美味しいお食事・お酒。これ以上の至福の時は無い。
お金では買えない、優雅で贅沢な時間と理解しました。


早食いは寿命を縮める可能性があると考えます。

生活習慣病である、糖尿病患者さんが多くなったのも、食材の栄養素の
問題は勿論ですが、『早食い』といった習慣も原因の一つであろうかと思います。

急激に血糖値が上がると、膵臓からインスリンが分泌されます。
これが、肥満につながります。早食いの人に肥満が多い理由です。
生活習慣病予防の為にも、ゆっくりと時間を掛けて食事をするように
心掛けたいものですね。

医師でも、救急に身を置いた先生、緊急手術に駆り出される方は
ゆっくり時間を掛けて、食事をする等考えた事もないのかもしれません。
若い内は、無理も利きます、抗酸化ストレスへの備える能力も高いでしょう。

が、年配になり救急の現場から離れても、そういった長年の習慣が抜けない方が
多いと感じます。ゆったりした時間を食事に掛けて、生き急がず、健康で幸せに
過ごして頂きたいものです。
(自戒を込めて)


  1. 2014/01/14(火) 19:22:17|
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村松山虚空蔵尊護摩祈願

おはようございます。

昨日は午前の代診勤務終了後、年頭恒例のお参りに
行って来ました。

茨城県東海村村松の虚空蔵尊です。

私は、1961年生まれ。丑年で、守り本尊である虚空蔵様を
お参りするようになりました。
日本3体の1つである村松山虚空蔵尊をお参りするようになり、
5年が経ちました。

昨年は時間が合わず、私の地元の虚空蔵尊をお参りしました。
こちらは、子供の頃よく遊んだ場所です。


今年は、村松山に参りました。

毎年初詣の時期は大変な混雑でして、初詣の時期(1月1日~8日)を避けております。が、1月中旬、遅くとも節分前には護摩祈願に参っております。


村松虚空蔵尊2014詣



今年も、昨年1年間のお礼とこれからの1年間の健康・幸せをお祈りして
きました。参拝しますと、いつも守られているという気持ちになり、心穏やかになります。

又、全国各地からたくさんのお参り客がみえています。
昨日14時到着しましたが、護摩祈願を申し込みますと、14時半からの祈願は満杯!15時からとなりました。
この日も数多くの参拝客の方で賑わっておりました。


帰る際、家族のお守りを購入し、丑の像を十分に触って参りました。

虚空蔵尊丑2


本堂の前には丑・寅の像がございます。

虚空蔵尊丑寅


今年も1年ご利益多い事が期待されます。



  1. 2014/01/12(日) 11:18:51|
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プロフィール

キクイモ医師

Author:キクイモ医師
栃木県で勤務する内科医です。糖尿病を主とし臨床経験四半世紀を経過しました。
糖尿病の他、生活習慣病の増加、玉石混交のサプリメント市場、現在の医療・介護の問題等日々の出来事から感じた事柄などをつぶやいていきたいと思います。宜しく!

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