当直明けの朝。どんよりと曇ってはおりますが、
予報によると、本日の降雨は夕方からのようです。
梅雨真っ盛りです。

連日ニュースで、各地で大雨被害が報道されております。
避難生活を余儀なくされている方々、お見舞い申し上げます。
宇都宮でも大雨警報や避難勧告が発令されており、尋常でない
事を感じております。
何時の頃からか、『ゲリラ豪雨』という言葉が浸透しており、
局所的な集中豪雨の凄まじさに圧倒されています。
自然の脅威に気を付けたいと思いますが、人間の英知を結集しても困難である事、
自然の前では、人間の無力さを思い知らされてしまうのは、
今も昔も同じなのかもしれません。
一昨日の土曜日、子供達の学校行事に出席しました。
毎年この時期に開催されます『親子の集い』。当初は
『父の日の集い』でしたが、名称変更されました。
長女が小学校1年生の頃から連続参加しておりますので、
かれこれ14回目です。日頃、子供達の学校の様子は解らないので、
大変有難い催し物です。
今年は『鼓童』でした。

2年越しで実現したそうで、期待通りの素晴らしい演奏でした。
『鼓童』は、1981年結成された、佐渡を拠点とする太鼓芸能集団。ベルリン芸術祭でデビューしたそうです。
私も独身時代に2度観ております。
太鼓のみならず、篠笛をはじめとする和楽器。
今回は、御寺でお馴染みの木魚、団扇太鼓などの仏具を
使った演奏もありました。
大変な迫力で、心に響き、芸能というよりむしろ芸術でした。
『鼓童』という名称は、人間の鼓動という言葉とかけているそうで、
確かに自身の鼓動に共鳴する感覚を覚えました。
先生のお礼のご挨拶に、「母親の胎内に居た時に初めて聞いた
心地よい音楽で、人間の原点」とありましたが、同感でした。
又、近い内に聞きたいと思います。
梅雨の蒸し暑さも、彼らの汗と共に吹き飛ばしてしまう!
そんな迫力と爽やかさを感じ、人間の原点を思い返す一時でした。
大変良い『心の洗濯』になりました。
- 2014/06/23(月) 08:15:24|
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