本日は私にとって、夏休みど真ん中。
仕事は完全にオフ。子供達と1日遊んで過ごす予定です。
お墓詣りにも行きたいと考えてますが、先ずは家族サービス。
(ご先祖様、お許し下さい。)
昨夜は、TVで特番を家族で観ました。今から29年前、夏の暑い日。
日航ジャンボジェット機が群馬県上野村御巣鷹山山中に墜落しました。
540名の尊い命が失われました。
当時、私は大学6年生で、卒業試験を控えておりました。
友人と出掛ける途中の車の中で、このニュースを知りました。
翌日、4名の生存者が発見された事に驚いたのを、今でも鮮明に記憶しております。
墜落現場近くで、対応に追われた 藤岡市多野病院は以前、親父が勤務していた病院。
大学を辞め、開業する迄の期間、前橋から通っていました。
又、私が入局した医局の先輩は、遺体安置所での身元確認作業を行ったというお話でした。
真夏で灼熱の体育館で、焼け焦げた、そして一部分しかない身体を集めての作業。
まさに地獄絵図だったとお聞きしております。
といった訳で、子供の頃父が仕事していた病院、医師になって間もない頃の先輩から
話を聞いた、私には大変インパクトのある事故でした。
原因が未だに判らない。ご遺族にとっては、かけがえのない家族を失って尚、
釈然としない思いでしょう。又、年々ご遺族も高齢化。御巣鷹登山道を自力で登る事が
困難になりつつあるという話も聞いております。
2000m級で登山道も無く、獣も通らない山奥に墜落。現在は登山道が作られた様ですが、
救出は困難を極めたのも解ります。
墜落直後は生存者もかなりの数いたようでしたが、救出開始迄に18時間を要した事により
多くの方々が犠牲になりました。
犠牲者の中に、子供の頃からTVで観ていた、国民的大スター 坂本九さんも居ました。
『上を向いて歩こう』『見上げてごらん夜の星を』その他、数々のヒット曲で、世界的大ヒットを
飛ばしておりました。
私の世代ではNHK『新里見八犬伝』の司会者といった方が解り易いかもしれません。
ボランティア活動にも精力的で、自身の下垂体を下垂体小人症にドナー登録していたそうです。
飛行機の前側座席に乗っていた乗客の一人で、機体の前半分は燃えてしまったそうです。
とても悲しい事故でした。
大変、無念だった事でしょう。
心よりご冥福をお祈り致します。
御霊安らかに。
最後に、坂本九さんがご家族の為に作り、葬儀の際に流された、人前で歌うことが無かったという曲
『心の瞳』を
- 2014/08/13(水) 06:46:35|
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