当直明けです。
今朝は冷え込みました。当直室の洗面所の窓が
開けっ放しだった為、寒さで目が覚めました。
昨夜は、当直時間帯に39℃発熱の急患の対応をしました。
気温の変化により体調を崩している方が多くなった印象です。
皆さん、くれぐれも体調管理に気を付けて下さい。
その患者さん、20代前半。まさか、今流行りの『デング・・・』、『栃木県初?』
とも思いましたが、扁桃腺炎でした。
本日午後再診された時には37℃まで解熱し、元気で安心しました。
さて、明日退院されるご婦人。今回の入院で糖尿病と言われた方です。
入院時のHbA1Cは 6.4%でした。やや小太り(?失礼)食事療法中です。
1日血糖を毎食前計測し、本日データ説明に参りました。
朝109-昼149-夕169
思ったより高い!
よくお話を伺うと、昼前採血前に少々昼食摂取、夕食寸前に缶コーヒーだそうで。。。
「よく噛んで、時間を掛けて、決して早食いしない。」
「野菜を先、次にタンパク質、最後に炭水化物を!」
「自宅へ帰ったら、ご飯は玄米、五穀米等に変更」
といった、提案を致しました。
以前も当ブログで触れましたが、『精白の悪』
米
小麦
砂糖
大切な栄養成分である
ビタミン
ミネラル
食物繊維
を捨ててしまい、身体に負担のかかる食べ方で健康を害しています。
そして最後に『キクイモ』の話をしました。
その食い付きには驚きました。
気が付くと、食いしん坊の叔母さん達数人に取り囲まれておりました。
折角の情報ですから、詳細に!と思い、自身のiPhoneで撮影した『キクイモ』の
花、イモ、乾燥チップ等をお見せしました。
皆さんご存知なかった様子でした。
が、ついでに拙著『糖尿病を治したい人はキクイモを食べなさい』を宣伝。
すると、その中の一人が「その本の噂聞いた事がある!」と・・・・・。
(どんな噂なのか!?は、聞きませんでしたが。)
未だ未だ、認知度が低いと感じます。
このブログを御読みの方々、是非多くの方に朗報を届けるよう心からお願い致します。
さて、今朝当直室のTVで、群馬大学で開発された、障害者の為の車椅子の情報を見ました。
車椅子のみならず、手を使わずに視線を送るだけで本のページをめくったり、乗っている障害者の
方の視線移動により、車椅子を操作するというお話に驚きました。
車椅子の操作については、実際は鼻の位置から顔の向きを捕える話でした。
前後左右と顔の向きをカメラが認識し、下を向くと停止、上を向くと前進。
顔を右に向けると右側にゆっくりと旋回するといったものでした。
将来的には指揮者や役者の台本稽古等にも活用出来るだろうとコメンテーターが話しておりました。
不自由、不便さに人のニーズや発明のヒントが隠されていると思います。
しかし、言葉では簡単ですが、その開発技術者の涙ぐましい努力やそこに至る迄の挫折は
想像を超えていると感じます。
ただ、「他人の為に役に立ちたい!」という情熱を持ち続け、花開いたと信じて疑いません。
私の大好きなTV番組で、TBS日曜日18時半『夢の扉+』があります。
情熱を持ち続け努力・邁進してきた方々の実話で、毎週楽しみに拝見しております。
毎週録画予約設定してますので、見逃しません!!
時に感動して、一人涙しております。
今週末も当直なので、しっかり勉強させて頂きます。
そこまでの事は出来ないかもしれませんが、紹介された方々を良きお手本に
情熱を燃やし続け、多くの方のお役に立つ仕事が出来たら、我が人生に悔いなしと信じます。
- 2014/09/12(金) 20:19:37|
- 日々の診療徒然
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