当直先からの更新です。
秋らしい気候で、お出掛けの方も多い事でしょう。
昨日午前中、日光での代診でした。
週2日代診に行きますと、観光客の車の数で混雑具合が判ります。
友人や患者さんに観光ガイドのお仕事をしている方がおります。又、
観光客向けに『日光彫』の指導をするお仕事をされている方もおります。
その方々によると、これからが本当の観光シーズンのようです。
観光地にとって、車が混んでいても、個人客が多い時期は暇だそうで、
やはり団体客が訪れるこれからが本格的観光シーズンになる様子です。
紅葉には少々早いでしょうが、四季折々の表情が楽しめる日光へ
是非お越し下さい。
その後。夕方に高速道路を使い当直入りしました。
3連休でもあり、道路混雑を心配しましたが、大きな混雑はありませんでした。
が、途中、都賀PAから栃木IC迄の区間、突然の集中豪雨に見舞われました。
かなり手前から80km/時の速度制限が出ていたので事故を予測しておりましたが、
何と、前が全く見えない程の『ゲリラ豪雨』でした。
3車線の真ん中を走っておりましたが、両側の車線の車が減速。
前後左右の車両がハザードライトを点灯して自車の位置を後続車に知らせる程で
スリップして飛び出してこないか?!といった恐怖を感じました。
しかし、栃木IC手前で突然青空。路面は乾いており、本当に局地的なものでした。
広島や北海道で毎時100mmの豪雨そして、それによる大被害。
こういった状況で発生するのか?!とも感じました。(勿論、一時的でなく、比ではないでしょうが・・・)
毎月第2土日の当直を6年やっております。
東日本大震災でガソリン入手が困難な時も、霧で高速道路が封鎖の際も、
大雪で私が通った後、追いかけてくるように封鎖になった日も当直に入りました。
宇都宮から車で約1時間。それでも通い続けているのは、病院の理事長をはじめ
事務長、職員の方々が良い方々で、非常勤の私を大切にして下さいます。
年齢を重ねるに連れ、最近特に感じる事です。
誰と仕事をするか?という事が大変重要な選択条件であると思います。
そして自分を必要としてくれるか?といった部分も。
給料も勿論大切ですが、それ以外でとても大切な要素と感じます。
給料が少々低いと感じても経営者から「ご苦労さん」「ありがとう」と一言あると、
疲れも軽減し、やる気が湧いてくる事間違いないでしょう。
医師として仕事をしていて、経営哲学が希薄な方を見掛けます。
それは医師も専門職であり個人事業主ですから、病院経営者だけでなく
医師個人にもそれは該当すると考えます。
開業して、借金を返済する為に。
専門医をひけらかしてみたり。
医師会における立場や役職を自慢するような発言等。
「誰の為の医療なのか?」
医師を志した時、医師になった時の初心に立ち返って欲しいと感じるお話です。
本日は日曜日。私の大好きな
TBS『夢の扉+』の放送がありました。
本日のテーマは難聴者の為のスピーカーシステムを作成した方のお話でした。
中等度~高度の聴力障害の方への福音のお話です。
今までは、障害を持つ方々が不便を感じながら補聴器を装着しなければなりませんでした。
それが、話しかける側のマイクとスピーカーに仕掛けがあるといった、物理電気工学、音響
そして人体の仕組みであり、様々な勉強・努力が不可欠だったと思われます。
普通の音の大きさでも難聴者が明瞭に聞き取れるスピーカー「コミューン」を開発し、
情熱を注いできた中石氏。孫が生まれる直前に難聴を患い、22歳になった孫の声を
初めて聞いて涙する方に中石氏も涙。私も涙・・・。
毎回番組の最後で、主人公の言葉が紹介されます。
『誰かのためにやれば、・・・・』
この番組の趣旨は『人々の頑張る先にある、"誰かの幸せ"や"関わる人々の幸せ"のために』
夢の扉+の未公開映像が上のサイトから見れます。
その中で、中石氏が「『働』とは、人が動くでなく、人の重いを取り除く力」
それが『働く』という意味なのでしょう!
自分にとっても大変刺激になります。
日光健康都市作りから、栃木県全体へ、日本中に、そして世界へ。
明日からの仕事への糧にさせて頂き、自分の夢の扉に手を掛けたいと思います!
- 2014/09/14(日) 23:58:05|
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