久し振りのブログ更新です。
先日来のYahooメールシステム障害により、私のメールが使用出来ない状況に
イラついておりましたが、ようやく本日復旧。やっと落ち着きを取り戻しました。
この間、メールの送受信が不可能になっていた為、どうにも落ち着かない心理状態
に陥りまして、当直その他色々な事情もあり、ブログ更新が出来ませんでした。
振り返ると、ある意味『些細(決して些細ではないかも?)』な問題、突然降りかかる
尋常でない状態、日常当たり前の話が、そうならないストレスにより、こんなに
落ち着かない物なのか?!を体感しておりました。
今後はどういう状況に陥っても対応が可能な術(すべ)を検討・導入していこうと
思います。『リスクヘッジ』が必要な事を痛感しました。
無料メールでさえも、このようなストレスを感じます。
日頃の『健康』の問題、健康診断で異常を指摘された方々のストレスは如何に?と考えますと、
日常の診療に身を置く者として、ストレスの緩和に努めたいと感じております。
ある先進医療に身を置く医師が、癌を患った際、民間療法を含めて全ての方法を
試してみたという話を聞いた事があります。
勿論、御自身の病について、御自身の患者さん達には内緒にし、試みた方法についてもひた隠し。
いわば『溺れる者は藁をも掴む』といった心境であった事と推察いたします。
日頃、『健康』と『水』はタダ!という感覚に陥りやすいと感じます。
東南アジアなど海外旅行した経験のある方は御存知でしょうが、『水』は決してタダではありません。
日本でも水道料金支払ってます。が、日本では、飲み水をその都度購入する必要はありませんね。
泥水を美味しそうに飲むインド山奥の少女の映像を以前TVで見た事があります。
数年前、東日本大震災、福島原発事故の際、それ迄当たり前の水が放射能汚染された
事から給水制限がありました。
当たり前の事柄に感謝する事を忘れないようにしないといけません。
『健康』についても同様な事がいえると思います。
私達は、便利で贅沢が身に付き過ぎて、本来あるべき自然との共存をも忘れがちになっております。
農薬散布、それにより作られた農作物や保存料、着色料といった見栄えや便利さを気にするあまり
本来あるべき栄養価を犠牲にしたり、食物連鎖を崩壊する様な愚行を繰り返しているのかもしれません。
結果、若い世代にも受け継がれて欲しくない健康被害が生じるのは愚の骨頂でしょう。
という私もファストフードやコンビニを利用しておりますが・・・。
『計画停電』という言葉も震災の時、よく耳にしましたが、発電に本当に原子力が必要なのか?
ごく一部の人の権益であれば、即座に見直すべきでしょう。
本当に必要なものであれば、検証した上で導入の可否を国民に問う事も必要なのではないでしょうか?
原発推進派の人が集まって、無理やり稼働再開はそれこそ『愚の骨頂』と思います。
何せ、誰が何と言おうが、被爆国民なのですから・・・。
本日の外来で『キクイモ』ファンの患者Kさんが見えました。
昨年、私が収穫した『キクイモ』を食べ、残りを自宅で植えたそうです。
魚等を入れる発泡スチロールをプランターにして、適当に植えたキクイモに花が咲いたという報告。
「先生、キクイモの花は黄色いと言ってましたが、家のキクイモの花はピンク色だよ!」
「・・・・・・」 「そんな馬鹿な!?」
「萎れていたけど、間違いなくピンク色だよ!ドイツ産のは色が違うのかね?」
「・・・・・・」
慌てて長野のN氏へ診察室から問合せの電話をしました。
回答は、
「私も聞いた事ありません。ドイツもオーストラリアでも黄色です。」
「土壌が極端に酸性なのでしょうか???」
魚を入れておいた発泡スチロールだからか???
Kさんが帰り、しばらくすると、再びKさんから電話。
「すみません。花は咲いてませんでした。」
「朝顔のツルがキクイモに絡まり、花が萎れていただけでした。」
「・・・・・・」
大笑いでした。
と同時に、ちょっとガッカリ。
世界初!ピンクのキクイモ!奇跡!
土壌の研究もしよう!
写真で残し、発表も!
色々、想像が湧き、期待していた部分もありましたので。
でも何処か一安心。
最後に再び大笑い!
こちらは日常と異なる事象でも大笑いでした。
ただ、自身の目で確かめず、勘違いや風評に振り回されてはいけない!と反省しきりでした。
- 2014/10/04(土) 14:13:20|
- 独り言
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0