台風19号が通過。日本列島を縦断し駆け抜けました。
沖縄、鹿児島、高知、東海地方に大きな爪痕を残した様子です。
お見舞い申し上げます。
我が家はお蔭様で、夜中であった事もあり、気付かない内に過ぎました。
特に大きな被害はありませんでした。ただ、今朝の生暖かい風は不気味な感覚でした。
我が家のキクイモも被害無く、元気にしております。
150cmと発育不良である事が幸いしているのかもしれません。
キクイモ栽培をされている方々の被害が心配です。
さて、本日は日光代診日。秋の観光シーズン真っ最中ではありますが、
行楽客で賑わっている様子ではありませんでした。
毎回、高速有料道路を利用する為、混雑ぶりが手に取るように解ります。
ただ、心地よい気候で癒されてきました。

ちょっと薄気味悪い雲に覆われておりましたが・・・。
先程、友人と電話で話した限りでは、台風で看板が飛ばされた程度で、大きな被害は
無かったそうです。
本日、患者さんと日光、栃木の災害について話しました。
以前から栃木県は日本の真ん中に位置し、心臓の形をしているといった話を聞きます。
素晴らしいと感じるのは、災害が無く、過ごし易い!という点です。
確かに、海無し県であり、新鮮な魚はありませんが、津波の心配もありません。
最近、栃木県内で竜巻発生はありますが、日光の場合、あっても少々の雷と地震でしょうか?!
現在は市町村合併され、日光市(旧日光)と今市市は一緒になりましたが、地盤が異なっている
という話を、中学時代、担任の理科の先生から聞いた事があります。
(その先生自身、今市市在住で、日光へ通われておりました。)
地盤が違う事で、一方で大揺れしていても他方では感じない程。というお話と記憶しております。
この話をつい数年前、体験致しました。東日本大震災より後の話ですから、1~2年前です。
旧日光で大地震が発生しました。旧日光市内、中禅寺、湯元温泉では突然の縦揺れ。
母も「東日本大震災の時より酷かった!」と騒いでおりました。
宇都宮の仕事場で、帰宅前、夕方のTVニュースで知りました。ところが、
ある局で、日光市役所へ電話取材。市の担当者が「いいえ、大した事はありません!」
チャンネルを変えると、湯元温泉旅館の女将が「大変な縦揺れで、お客様用の食器が全部割れました。」
地盤が異なる事を知っていれば、理解可能、説明がつきます。
日光市役所の機能を市町村合併により移転させたのは良いけれど、危機管理は大丈夫か?と
心配してしまいました。
行政の危機管理体制も盤石であって欲しいと願います。
日光と言えば杉並木で有名です。かつて『スギ花粉症』で悩んでいた私には春先の悩みの種でした。
が、この杉並木、樹齢もあるでしょうが、少々の突風では倒れないそうです。何でも岩盤の上に
根を生やしているとか!どういった原理かは?解りませんが、心配無用だそうです。
先人の知恵が結集されているのでしょう。徳川家に愛された日光ですから。
いい加減な仕事はしていないのは確かなようです。
先人の知恵が窺い知る事が出来るのは、現在も残る城の城壁と思います。
あんなに綺麗に積み上げ、少々の揺れではビクともせず長年の風雪にも耐え得る。
これこそ先人の知恵が結集した素晴らしい芸術作品ですね。
その中で、日本100名城の一つである
白河小峰城の石垣は大変美しいものです。
こちらも芸術と呼べる代物です。丹羽長秀による切込接ぎの石垣は見事です。
東日本大震災により被害を受けてしまい現在修復中です。
その後、
『乙女桜』の花見が出来ておりません。
一日も早い復旧が待たれます。
是非盤石となった名城を来春は家族・友人達と訪れたいです。
- 2014/10/14(火) 18:21:55|
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