日ごと寒さ厳しくなっております。先日の猛暑が嘘のようです。
そういえば、昨シーズン(昨年から今年の3月頃迄)も厳しい寒さでしたね。
本日は冷たい雨が降りました。夕方には雨がやみ、夕焼けも見えましたが、
それでも冷え込みは厳しいものでした。
夕方、先日
キクイモが咲いていた場所を通りがかると、綺麗な夕陽が見えました。
大変綺麗だったので、先日同様、車を停車し記念撮影しました。

そして、もう1枚。

インフルエンザの予防接種が始まりました。本日は50名前後射ち、クタクタに
なり、終いには「もう、打ち止め!」と叫びたくなりました。
この時期、幼稚園、学校に通うお子さんをお持ちの親御さんは、子供達の健康管理に
特に気を遣っておられる事でしょう。
お子さん同様、御高齢の方を持つ家族も同様かと思います。
お子さんも高齢者も、診察所見が出にくい事が多く、診療する側も注意が必要です。
11月13日早朝、日頃私が診察していた85歳の男性が急逝しました。
糖尿病、狭心症を持ち、最近は転びやすくなったというエピソードから、大きな病院で
頭のMRI検査をし、異常なしと診断されたばかりでした。
朝、トイレに目覚め、トイレの中でズボンを履いたまま亡くなっていたそうです。
私の父と同級でもあり、大変ショックを受けました。
一度、私の愛飲しているキクイモ茶を差し上げ、喜ばれていた事が思い出されます。
栃木県特に、日光市は大変寒く、私の祖父も89歳の年末に脳出血で急逝しました。
近所の郵便局へ年賀状を投函し、その足で本屋へ趣味の俳句の本と年末年始のTVガイドを
買いに行き、書店のレジで並んでいる時に倒れて帰らぬ人になりました。クリスマスに葬儀でした。
脳卒中による死亡は全国的に見て、青森・秋田等の東北、北海道の他、長野、新潟、栃木と
やはり、寒い地方に多い傾向があるようです。
以前、一緒に仕事をした北海道出身の医師が、「栃木は寒い!」と言ってました。
彼によると、北海道は住宅が異なり、外気温は極寒でも家の中は温かいそうです。
『ヒーティングショック』という言葉があるように、気温の変化により血管が拡張・収縮する事により
脳卒中や心筋梗塞等の血管性疾患が起こるのであろうと考えらます。疾病予防に住宅性能が必要に
なると感じます。
さて、話変わりまして、著書の中でご紹介しました、キクイモ体験者の方々からお元気な声が
届きました。拙著をお贈りしたお礼でKさん(著書P70、79、132)からお礼のメール。
Iさん(P176)からは直接お電話を頂戴しました。
大変お元気そうです。Iさんはその後も毎日近所のショッピングモールをお散歩されているそうです。
約2時間半のお散歩。かつて糖尿病性壊疽で主治医から切断宣告を受けた方とは思えません。
私も足背(足の甲)動脈を触りましたが、その拍動の強さに驚愕しました。
12月には東京での学術の際にお会い出来そうです。楽しみにしています。
是非、お元気でお過ごし頂きたいと心から願います。
- 2013/11/15(金) 20:43:35|
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