今朝はこの冬一番の冷え込みでした。
当直室の暖房をかけっ放しで、いつの間にか眠っていました。
午前5時に入院患者の急変があり、起こされました。
このところ毎週木曜日の当直が大当たり状態でして・・・。
本日、昼前に母から電話。東京のN氏から『キクイモ』について
問合せがありました。
お話を伺いますと、糖尿病加療中で、腎機能が心配との事。
インスリン治療をしている73歳の女性でした。
拙著をお読みになり、色々とご質問頂きました。
東京ではキクイモは売っていないというお話でした。
「何処の八百屋さんに行けば良いのか?」「生産している写真の資料はあるか?」等々。
折角の機会だから、色々と質問が出たのでしょうが、私東京へ度々出掛けますが、何処の八百屋さんか?!
又、農業生産に携わっていない者なので、残念ながら明快な回答とはいきません。
11月から3月が旬である事、いつも申します『コツ』等についてもお話しました。
N氏は、東京の施設入所中の方だそうで、入所のお友達にも境界型糖尿病の方もおられるそうです。
「健常な人にも大丈夫か?」
「大丈夫。無害ですし、副作用もありません!但し、お薬(インスリン含め)を使用している場合、その血糖を
低下させる作用がキクイモ摂取により相対的に強く出る危険性があるので、その場合薬の減量が必要」と
お答えしました。
拙著をお友達と何回か、繰り返して読み、より理解を深めて頂き、
療養にお役立て頂きたいと感じました。
糖尿病の血糖値、HbA1Cデータや腎機能について、こちらからお尋ねしましたが
「???」「医者任せなので!」と話されました。
御自身のデータについて、把握される事は大変重要だと思いました。
『キクイモ』は糖尿病に良い!医者が言うのだから!といった感覚をお持ちなのかも
しれませんが、個々でデータは異なり、当然期待出来る結果も千差万別と思います。
決して魔法の薬、医者要らず、食べれば治る!といった安易な気持ちでは糖尿病の
療養に役立てる事は難しくなるかもしれません。
(拙著題名は『糖尿病を治したい人はキクイモを食べなさい』ですが、食べれば治る話ではありません!)
食事や運動(可能な場合)、医師の指導は不可欠だと思います。
ただ、既存の医療でご苦労されている方々にとって有意義な情報である!と、
改めて断りを入れたいと感じます。
糖尿病治療には『教育入院』『病識』といった他の病気ではあまり聞き慣れない
キーワードが使われます。特に後者の自身の病気に対する意識・認識という部分は
その後の病状にとって、かなり大きな要因と思います。
先日、日光で勉強会に参加した事を前回のブログに記しましたが、集まった方々は
皆プロの集団です。その人達が残業が無いプライベートな時間に集まって、
「既存の医療では、糖尿病の数は減らない!何か術は無いか?!」と情報収集していった結果
知人からの紹介で、私が参加した次第です。
お話をしていくと、どういった計画で情報発信し、キクイモを普及させるか?
現状の統計データから何処を目標に、ゴールは?そしてその評価方法は?等課題山積です。
その他にもクリアしないといけない難しい問題もあると感じます。
今後も集会に参加させて頂き、計画立案といった話合いが必要になるでしょう。
ただ、意識高く、実現に向けて尽力していけば、必ず道は開けると信じます。同僚のS先生は
「これは長い道のりだ!あなたの孫の代までかかるかもしれない!」
本当に未来の子供・孫達への良き遺産となるでしょう。
『志』とは、『十』の『心』を『一』つにすると書きます。
高い意識・知識を持って多くの方々と一致協力して壮大な野望を叶えたいと心から願います。
- 2014/11/14(金) 19:59:00|
- キクイモについて
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