当直先からのブログ更新です。
本日は勤労感謝の日。ばたばたと慌しく、ブログ更新もさぼっている程ですが、
仕事がある事に感謝しないといけませんね。
このところ、キクイモについてお話したり、ご相談を受ける機会が増えてきました。
こちらも医師としての日常の診療と同様に大切に携わっていきたいと感じます。
自分の中で、目の前に見える方々、受診される患者さんへの仕事もとても大切ですが、
自身の目に見えない方へも貢献出来る事も重要なお仕事と信じております。
さて、日曜日の夕方、18時半からTBSで放映されている『夢の扉+』。当ブログでも
何度か触れておりますが、本日のテーマは土壌の健康診断のお話でした。
いわば畑違いでしょうが、使命感を持って取り組まれている姿に感動しました。
立命館大学生命科学部久保教授のお話でした。
農学関連でなく、工学博士の久保教授が農作物の土壌の状態を診断し、農業に貢献し、
カロリーベース39%の食物自給率を100%にしたいという情熱的な話でした。
農薬・化学肥料の使用を避け、土壌の微生物に適した環境を作る。その上、生産者にとって
簡単で、成果が出やすいという素晴らしい試みです。こういった方の努力が実を結ぶよう祈念します。
解散・総選挙だろうと、たとえ政権が変わったとしても、国の為、人の為を考えた尽力です。国としても
一貫性をもって支援を続けてもらいたいと思います。
一昨日の日経新聞に『レッドリスト』の最新版についての記事がありました。
『レッドリスト』とは、絶滅の恐れがある野生動物の評価で、今回新たに太平洋クロマグロが絶滅危惧種
となりました。今年6月にはニホンウナギが指定されております。
危惧種に指定された野生生物は2万2千種だそうで、かなりのスピードで増加しているようです。
2000年の調査によると、生物が絶滅する速度は古代が1000年間に1000種当り0.1~1種だったのに
現代では100~1000倍に加速しているそうです。
1960~1970年代ベトナム戦争でダイオキシンの1種、枯葉剤による後遺症のブログは沢山あります。
発癌性、催奇形性という作用を持つ薬剤を使用した戦争犯罪。
抗生剤投与による奇形魚。
野生動物の絶滅危惧種の増加に拍車がかかっているのは、こういったケミカルによる功罪では
ないか?と考えます。
以前のブログにも記しましたが、化学肥料により引き起こされている
『ハチ崩壊症候群』。
ネオニコチノイドによると考えられております。
これらが、野生動物に及ぼす影響は???
考えるだけで、ぞーっとします。
人間も絶滅危惧種になってしまうのでは・・・・?
日本には2000年前後にアメリカから入ってきました。
このところの、糖尿病・癌をはじめとする生活習慣病の増加も関連があるのではないか?!と
感じてしまいます。
正直、ネオニコチノイドだけでなく、食品添加物の大量摂取も多くの疾病発症に関連している危険性も
あるのかもしれませんね。
現在、読んでいる本は食品添加物(保存料、着色料、防腐剤等)に関するものです。
『食品の裏側 みんな大好き食品添加物』(安部司著 東洋経済新報社)

先日スーパーで商品の後ろの原材料、内容表記を確認してみますと、安部氏の仰っている通りでした。
コンビニやファミレス、ファストフードは身体に悪いという認識は少々あるのでしょうが、スーパーで
半分出来あえの物を食卓に並べても食品添加物が1日50種前後摂取している可能性があるそうで・・・。
病気にならないのが不思議なのかもしれませんね。
生活習慣病を予防するという観点で、本来であれば、それらを摂取しない事が必要なのでしょう。
が、ほとんどの食品に入っている現状を考えるとそれは無理な話でしょう。
そうであれば、デトックス効果の高い『キクイモ』を摂取する生活習慣に変える事をお勧めしたいと思います。
相手は目に見えない、巧みに隠された代物です。少なくとも免疫力強化する為にも腸内細菌が喜ぶ物を
摂らないといけません。
- 2014/11/23(日) 21:47:07|
- キクイモについて
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