行ってきました、人生初の蕎麦打ち体験。
我が家から車で5分の所で、蕎麦打ちです。
12日当直明けの際に電話で連絡し、予約。中学受験の次女の息抜きも
兼ねて「『蕎麦打ち』をしよう!」という提案をしましたが、子供達、家内から
冷めた反応。結局、一人で出掛けました。
70歳前後の小父さんS氏より、マンツーマンの指導を受けての1時間でした。
蕎麦粉とつなぎ、打ち粉を購入。挨拶の後、小さな作業場へ。
つなぎと蕎麦粉を最初に袋の中で混ぜ、こね鉢に入れ、周りから水を少しずつ
入れます。季節・天候・温度・湿度にもよりますが、粉に対し45~48%の水。
両手指を拡げ、かき混ぜます。その際、右手は前に押し出す際に力を入れ
左手は引く時に力を入れるそうで、水分を失う前に手早く、粉全体の水分が均一に
なるように。この手早さが美味しさの決め手そうです。
慣れない作業に戸惑いつつも、「ハイ!」と真剣に取り組みました。
蕎麦の良い香りがしてきました。
徐々にまとまってきたら、今度は練りの作業。体重をかけて押し込みつつ
空気を抜き、『菊練り』迄行います。それからヘソ出し。
打ち粉の上で、真ん中を伸ばしていき、丸く平らにしていきます。
そしていよいよ麺棒の登場です。麺棒に生地を巻き付け三回ずつ伸ばします。
引く時に生地は伸びるそうです。均等に四隅を作ります。(『角出し』)
打ち粉にまみれながら、懸命の作業。なかなか上手くいきません。
S氏のお手本のワザに見入るばかり・・・。
やっと生地が1mm以下になり、三つ折りにします。

いよいよ生地の切りに入ります。
こちらも勝手が判らずも、見よう見真似でチャレンジしました。
戸惑いつつも、ゆっくりとそば包丁で切っていますと、「筋が良い」と褒められ
良い気分。(単純で木に登り易いタイプ)

完全にハマってしまいました。
「月2回通えば、夏迄に一人前になりますよ!」の言葉に
真剣に考え込んでしまい、帰宅後家内から「本当に単純だから。」
とまで言われても、予定表を眺めております。
今夜夕飯は当然『蕎麦づくし』になりますが、作業終了後に頂戴した蕎麦がきは
甘くて美味でした。
何でも、この蕎麦は岩手の『虹豊(にじゆたか)』という品種で、関東には入って来ない
美味しい品種で、それを無農薬で栽培しているそうです。
又、打ち粉も御膳粉、ソバの実の中心部分の粉(心粉)を使い、ジャガイモ・トウモロコシの
澱粉やコーンスターチではない贅沢品です。
よって蕎麦湯も期待大です。
これで、持ち帰りの蕎麦4~5人前と講習費を含めて850円とは・・・。
大変な穴場を見つけてしまいました。
取り敢えず、一人前になるまでは、秘密にしておきましょう。(ブログで紹介してしまいましたが・・・。)
本日、午前の日光代診の帰りに、こんなガイドマップを見つけました。

毎年、
日光『そば祭り』が開催されております。
私も今年は少しは「蕎麦にうるさい〇●◎」となっていますでしょうか???
- 2015/01/17(土) 17:55:44|
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