やっとキクイモの洗浄が終わりました。
今週の火・水曜日の2日間、知人の畑に出掛けキクイモ収穫体験を
しました。面白いように採れるので、ついつい調子にのりました。
40kgの収穫をしましたが、その後の対応を考えてませんでした。
収穫してから、常温で放置しますとキクイモの効能成分を持つ
『イヌリン』がキクイモに含まれるイヌラーゼという酵素の働きに
より、分解され、オリゴ糖に変化してしまいます。
甘味が増え、カロリーが5倍に跳ね上がります。
整腸には良いでしょうが、何よりイヌリンが減少するのは勿体無い!
ですから、収穫した後、速やかに分け、知人に手渡したり、発送し、
自宅用のものについては、大まかに一度洗い、ビニール袋に入れ、
塗れた新聞紙で包み、霜で傷まない工夫をして保管しました。
土の中に埋めて保存する方法もありますが、掘り残すと来年大変な
事が予想されるので、次の工程に入りました。
水に長時間浸けておくと、水溶性食物繊維である『イヌリンが溶け出して
しまう』ので、一気の作業となります。

新品歯ブラシを用い、丁寧に擦り付着した黒土を落とします。
その後、大きさで鶏卵大以上のサイズは食用に、

小さい物と形の悪い物は細かく刻んで天日干し用としました。

7割方は御裾分けしたのですが、2日間に渡り、2件・2種類のキクイモを
入手したので、残りの30%とはいえ、かなりの量で意外と重労働となりました。
未だに筋肉痛が残ります。回復に時間が掛かりそうなので、しっかりとキクイモを
摂りたいと感じます。
先日、Sさんの畑で収穫の際、「糖尿病の人はキクイモを食べると同時に、収穫に
参加すると良い運動療法になるのでは!?」と話しました。
綾小路きみまろの漫談で、「毎日牛乳を飲んでいる人より、牛乳を配達している人
の方が健康。」という話を思い出して大笑いしました。
勿論、既に著書にも記したように、キクイモには十分な効力・能力が備わっている事
は疑いの無いところですが。
一昨日、
日経トレンディネットの方よりお電話を頂戴しました。
それによると、日経トレンディの(ビジネス関連誌)インターネット版だそうです。
(済みません、Web版は知りませんでした。)
『栄養価が低下する野菜、健康被害をもたらす栽培等』の特集をするそうです。
福岡在住の方による野菜栄養価の減少に関する警鐘を掲載するそうですが、
その方、キクイモが健康に良いとご存じだそうで、取材を進める内に拙著に行きついた
そうです。そこで、ネットに著書の一部を引用したいといったお話でした。
先日のお問合せにも記載したばかりタイミングでもあり、出版社に確認して頂く事にしました。
そして、本日その返事があり、来年1月に掲載される事になりました。
詳細については、あらためて当サイトにてお知らせいたします。
- 2013/12/06(金) 19:55:25|
- キクイモについて
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