またもや当直明けです。
梅雨のジメジメ感。例年より遅い梅雨入りだそうで、未だ未だ続くそうです。
天候の急変・ゲリラ豪雨もあるようです。しばらくは注意しましょう。
本日の外来で、顔は見た事あるのに、カルテは初診の方。(???)
入院歴も無く、カルテは1冊。(整形外科メインの病院の為、自費カルテがある事も)
5月の人間ドックの結果を持ってこられました。HbA1Cは正常上限より少々上。
血糖値も僅か高値。それ程心配する必要はないが、本日の外来は午後の為、
次回、朝食前血糖値その他の採血を予定しました。
「何処かで会ったかな???」
すると、「先生お薦めの『キクイモ』を摂ってますから!」
そして「先日の講演会で話を聞いてから摂っているので・・・。」
先日の講演会に参加された方でした。気付きませんで失礼しました。
講演会終了後に直接質問に来て下さった方でした。
拙著もご購入頂き、一所懸命に読まれているそうで。---- 毎度~!
そういえば「外来に行きます。」と言ってましたが、6月9日講演会で
「本日6月26日ですよ。こんなに時間空けるなんて、御人が悪い!
忘れてしまいますよ!」と決して言いません。(少々言い訳がましいですが・・・。)
次回の採血結果が楽しみですね。乞うご期待!!!
当直明けの金曜午後というのに本日も沢山の糖尿病患者さんが来院されました。
多くの方の数値が改善し、喜んでおります。中には、数値が未だ高い方もおられますが、
それでも低下しております。例えばHbA1C 11%から8.5%とか。
私の外来以外の先生に掛かっている患者さんが時に私の担当日に受診されます。
本日もお1人見えました。そんな時、いきなり『キクイモ』の話はし辛いものです。
他の先生方に御迷惑をお掛けしたくない気持ちと、その患者さんとの間に信頼関係を
構築してない等の理由があります。勿論、勤務する病院にも迷惑は掛けられませんし。
ただ、糖尿病患者さんにとって朗報と信じるのなら、お話する必要もあります。
その辺の葛藤がある事は間違いありません。
何回か顔見知りになれば、話し易い部分はあるでしょう。が、顔見知りになっても怪訝な
反応をする方々もおられます。
こちらが朗報と思っても、その方にとって、その情報が不要であれば怪しいだけの話です。
そういった意味で、糖尿病は治らない!と信じ込んで、落ち込んでいる方々へ的確な情報
発進をしていきたいと感じております。
とはいえ、本日の方にはお話しました。大変喜んで聞いてくれました。
食事制限というストレス。医師から簡単に食事制限と運動推進、生活習慣の変更といった
話を聞いたところで実践が困難で、且つ持続困難です。
やったところで、本当に改善するの???
その方法について、指導している医師は実践・持続し、改善した経験あるの?
その方法にはストレスは無いの?ストレスは糖尿病を悪化させるから無くす様に!と
言っている事自体矛盾してないのかな?
『キクイモ』を是非試して下さい。色々なサプリメントに騙されてきた事があったとしても
最後にもう一度騙されたつもりでも、試す価値があります。(決して騙しではありません。)
但し、決して『キカナイイモ』ではない、『キクイモ』でないといけません!
『キクイモ』に紛れて『キカナイイモ』を利益目的に販売している人もおります。
お気を付け下さい。
以前、当ブログでもご紹介した、群馬県の方は拙著を読んだ後、数か月間
足の切断に至る迄『キカナイイモ』を熱心に摂取されていたそうです。
もっと早く連絡してくれれば!とお話しましたが、残念で仕方ありません。
この瞬間にも糖尿病性壊疽により、下肢切断を余儀なくされる方がおられると
思うと「騙されたと思って、試してみたら!」と声を大にしたいです。
何人もの方々が切断を回避している事実があるのですから!
(私の講演会では毎回その画像を紹介しております。)
大学病院のシンポジウムでも取り上げられているそうですが、医師達は
『キクイモ』のお蔭であるという事を知らない様子です。何故なら、患者さんが
医師達に気を使って話してないそうですから。
ですから、私が声を上げましょう!
やはり大切なのは講演会等による啓発運動でしょう。たとえ草の根であったとしても
何れは花咲く事もあるでしょう。それまでは地道に頑張りましょう。
昨晩、当直のお夕飯が『みなづき』メニューでした。
味気ない病院食でなく、時に嬉しい気遣いですね。

少々お軽く、お腹空きましたが、季節感溢れホッとします。
添えられた句も素晴らしい。

ストレスの解消にも役立ちます。(今週末も月曜までの当直です・・・・・。)
今宵は家族で、我が家の紫陽花でも飾った食卓で夕食を楽しみましょう。
- 2015/06/26(金) 19:35:54|
- 日々の診療徒然
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