昨日の午前外来は、多くの糖尿病の患者さん達が受診されました。
その内、7割はキクイモファン、その半分近くが2回に渡って行った
講演会の受講者でした。当然、お話は盛り上がりました。
計算上、血液検査も含め、正味1人約10分近くの診察時間でした。
講演会では、15分強の質疑応答の時間があり、多くの質問が
ありましたが、やはり十分に話足りない、聞きたりない。
或いは遠慮された部分もあったのかもしれません。
殆んどの方が改善しております。今回の講演では披露しませんでしたが
昨年7月、病院を変わってから1年間。『キクイモ』についてお話し、
摂取を勧めた患者数約60名。その内、摂取・継続した方が約半数でした。
その約30名の内、途中脱落や経過の追跡不能が約1/3ありました。
結局20名の方のデータを見てみますと、以下のグラフとなりました。

N=20
データとしては集計途中であります。よって対象の詳細について
記してありません。しかし最大で、HbA1Cが16.6%(測定域限界)から6.4%
となった方もおります。
最近のトピックスとして度々取り上げた、劇的改善のケースも含まれてます。
少々見えにくいでしょうが、3月私のところに紹介された際はHbA1C 10.1 %
でしたが、この7月には 5.8%まで見事に改善されております。

この方は講演会には参加されませんでしたが、昨日の外来受診において糖尿病
経口薬は休薬となりました。今後はせっせとキクイモを摂り、太極拳をやりつつ
月1回の検査となります。こういったご説明をしているだけで、当方も楽しくなり
つい時間超過してしまう訳です。
データの中には少々右肩上がりの傾向を示している方もいる印象です。
摂取状況についても一応でなく、摂取したり・中断したりといった場合も
あります。これは『治験』といったレベルの実験ではないので
やむを得ないところと感じます。
こういった試みが基礎データになり、これに倣って研究機関が実施して
くれる事を希望したいところです。
徐々に奇跡の食材『キクイモ』のポテンシャルが明らかになっていく事でしょう。
テレビ・新聞をはじめとして、大いに取り上げて頂きたいと思います。
その内、私にもオファーが舞い込んでくる事を心待ちにしております。
本日、木曜日の外来にも糖尿病の患者さんが沢山見えるでしょう。
昨日は最大で2時間待ちの方も出た様子でしたが、長話に興じないよう
気を付けましょう。
隣では、昨日の朝日新聞に掲載されたJ医大K教授の外来です。
こちらの外来は『睡眠時無呼吸症候群』をはじめとして、循環器の
患者さんが溢れております。
K教授は近日、NHK『ためしてガッテン』にもご出演予定だそうです。
年齢的に同年代です。学術的にも、啓蒙活動の点でも見習いたいと
感じております。
さぁ、今日も1日頑張りましょう!!
- 2015/08/06(木) 06:34:30|
- 日々の診療徒然
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