昨日は冬至。
冬至には『南瓜』。昨日朝に林修先生が語源のクイズを
出してました。カンボジアから伝わり、南から来たから
『南京(ナンキン)』とも言われるそうです。
ウリ科カボチャ属で、原産は南北アメリカ大陸。
その果実を食用とし、カロテン、ビタミン類を多く含む緑黄色野菜。

果実だったのですね!!
糖尿病の食事指導を外来でする際、食物繊維・ビタミン・ミネラルを
意識するようにお話します。そして野菜を先に摂取する事で血糖値の
急上昇を防げるといった事にも触れます。
では、どんな野菜?
八百屋に売っている野菜なら!?
繊維なら葉?根?
八百屋に売っていても、南瓜、ジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシ等
は炭水化物です。逆に血糖上昇を招いてしまいますね。
その点、イモと呼ばれても、『キクイモ』だけは特別な存在です。
炭水化物でありますが、その実態は食物繊維であり、血糖の急上昇を抑えます。
血糖が上昇しないばかりか、血糖を低下させてくれます。
とはいっても、低血糖を起こす事もなく、大変確実ながらマイルドに働きます。
有難い天の恵みですね。
師走も相変わらず慌ただしく、昼間の短さに加えて気温も低く、
より肌寒く感じます。今年は例年より暖かい!とニュースで言ってますが、
私は日光を往復、週に2日泊まる事で例年より寒さを感じております。
寒さと多忙の中だから、よりキクイモを摂取すべきと感じます。
1600年代にアメリカ開拓者が寒さと飢えに苦しむ中、トピナンプー族が
食べていた『キクイモ』により救われ、ヨーロッパに広く伝えたのですから。
年が明け、日光での診療を本格化させるべく現在準備中です。
親父も米寿を迎え、診療が困難になりつつあり、4年前から
計3回の入退院を繰り返してきました。
今回、母の入院により、一人での生活を余儀なくされました。
母が退院し、今迄介護を必要としなかった2人がほぼ同時に
介護を必要とするようになりました。
いわば、介護保険利用の実践となった訳です。
その為、9月中旬より、現在勤務している病院にも無理を言い、
当直を外れ、時に早退、遅刻等の御配慮を頂戴しておりました。
が、この度、年明け早々に非常勤勤務とさせて頂き、地元での診療を本格的に
始めようと決意した次第です。
その為、色々な申請・届出や御挨拶回りに加え、新たな環境整備といった
事についても、同時進行でやっておりました。
母の病状の変化を心配しつつ、前向きにどう対処すべきか?といった想いでした。
気付いたら年末といった感覚です。
さて、先日の行ったキクイモスピーチにより、国がいよいよ本腰を挙げて動き出した
という『風の噂』を聞きました。本当であれば、嬉しい事ですし、良い情報発信が出来た
のではないか?!喜んでおります。
この1年間で沢山の糖尿病患者さんが『キクイモ』により、良い状態を得られ笑顔となりました。
来年も多くの方々が『キクイモ』天の恵みの恩恵に預かれますよう、引き続き朗報の発進を
心掛けたいと思います。
昨年6月、病院を変わり今年の6月迄の1年間のデータをまとめ、当ブログでご紹介しましたが、
その記事が月刊健康誌に掲載され、来週発売予定です。
月刊『健康』2月号(主婦の友社刊 12月28日発売 ¥710)
よかったら御覧下さい。
その後の半年でも先日ご紹介した方々も驚きの結果を得ております。
残念ながら、途中で中止・断念してしまったケースもありました。
良くなって、その後来院しなくなってしまった方々もおられます。
下半期のキクイモ摂取患者さんのデータも興味深く、年内にまとめたいと
思います。改めてご紹介しましょう!
来年から、今迄週4日の外来が週1日となりますので、待ち時間が長くなる等
お互い(!)ストレスが多くなるかもしれませんが、宜しくお付合い願います。
- 2015/12/23(水) 09:35:03|
- 日々の診療徒然
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0