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キクイモ医師のつぶやき

糖尿病臨床医の健康的キクイモ生活情報

コロナウィルス感染による新生児重症化について


先日、テレビのニュースで見ましたが、先月、アメリカの小児科専門誌に発表された論文で、上海の大学の研究チームが、
1月中旬から2月上旬で「感染確認」と「感染疑い」の18歳未満の子ども2143人について分析した結果、成人に比べ割合は
低かったものの年代別の重症化率は16歳以上が3%だったのに対して、年齢が下がるにつれて割合が高まり、1歳未満で
は重症化率が10%を超えてました。


1歳未満 10.6%
1~5歳 7.3%
6~10歳 4.2%
11~15歳 4.1%
16~17歳 3.0%


子どもの免疫システムは発達段階にあり、大人とは違った形で病原体に反応する可能性があると分析出来ます。


 母親のお腹のなかにいる胎児は無菌状態で、胎盤から免疫グロブリンG(IgG)を受け継いでいます。
これに守られる感染症もあります。麻疹(ましん:はしか)、風疹(ふうしん)、水痘(すいとう:水ぼうそう)、
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)等には、母親が抗体をもっていれば、7カ月ごろまでは守られます。

産まれてから6カ月までは母乳から抗菌・抗ウイルス作用がある、免疫物質を受け取っています。 中でも
出産後、約3~5日までに出る母乳は「初乳」と呼ばれ、免疫力をアップさせる物質が、成乳(初乳後の母乳)
の約100倍の濃度で含まれていると言われます。

母乳育ちの乳児は、インフルエンザ、肺炎、中耳炎などの感染症にかかる確率が低いという研究データもあります。

生後6カ月くらいで親から継いだ抗体は半減するために、それからあとは自分で免疫グロブリンをつくる必要があります。
一般に新生児、乳児期は免疫力が弱いために細菌感染が多く、重症化しやすいため、注意が必要です。日常生活の中で
様々な病気を経験しながら抵抗力をつけ、丈夫な体をつくっていきます。
 
赤ちゃんは生後6カ月から、次々といろいろな病気にかかりやすくなります。そのため、計画的な予防接種もこの時期に
受ける訳です。

感染予防の対策として、ワクチンが出来る迄の間、三蜜(密閉、密集、密接)を避けるのと併せて、こまめに「手洗い」と
「水分摂取」を行う、夏は保湿、冬は加湿を行い、部屋の掃除・換気・布団を清潔にするといった日頃の心掛けが必要
と考えます。
又、プレバイオティクスプロバイオティクスを積極的に摂取しましょう。
キクイモは腸内細菌善玉菌の良い餌になり、免疫力をアップします。先日妊婦さんから摂取の可否について質問され
ましたが、問題ないどころか、お勧めしたい物です。妊婦さんから高齢者まで積極的に摂取して欲しいです。
ただ、間もなく旬が終わります。
サプリメントや加工したお茶等での摂取が必要と思います。

但し、この場合、生産や保存のコツが理解された物でないと、キカナイお茶だった為、コロナに感染してしまいました。
では洒落になりません!



*)プレバイオティクスは英国の微生物学者Gibsonによって1995年に提唱された用語で、
プロバイオティクス
が微生物を指すのに対してプレバイオティクス(prebiotics;pre 前に、先立って)は、
①消化管上部で分解・吸収されない、②大腸に共生する有益な細菌の選択的な栄養源となり、それらの増殖を促進
、③大腸の腸内フローラ構成を健康的なバランスに改善し維持する、④人の健康の増進維持に役立つ、の条件を満たす
食品成分を指します。

 現在までに、オリゴ糖(ガラクトオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、大豆オリゴ糖、乳果オリゴ糖、キシロオリゴ糖、
イソマルオリゴ糖、ラフィノース、ラクチュロース、コーヒー豆マンノオリゴ糖、グルコン酸など)や食物繊維の一部
(ポリデキストロース、イヌリン等)がプレバイオティクスとしての要件を満たす食品成分として認められています。
プレバイオティクスの摂取により、乳酸菌・ビフィズス菌増殖促進作用、整腸作用、ミネラル吸収促進作用、炎症性
腸疾患への予防・改善作用、などの人の健康に有益な効果が報告されています。


  1. 2020/04/08(水) 07:52:38|
  2. 独り言
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  4. | コメント:0
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キクイモ医師

Author:キクイモ医師
栃木県で勤務する内科医です。糖尿病を主とし臨床経験四半世紀を経過しました。
糖尿病の他、生活習慣病の増加、玉石混交のサプリメント市場、現在の医療・介護の問題等日々の出来事から感じた事柄などをつぶやいていきたいと思います。宜しく!

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