例年であれば、仕事始め!といった本日ですが、
今年は幸いにも4・5日が土日の為、
6日が仕事始めという方も多いのではないでしょうか!?
1月4日は長女の誕生日。例年は仕事始めの為、なかなか彼女が
思うようなお祝いが難しかったのですが、本日は、お節料理から離れ、
彼女の好きな物でも食べに出掛けたいと考えております。
長期休暇を利用し、海外で年越しを満喫している方々も
多いようですね。
私の知人も英国で年越しだそうです。
ただ、ヨーロッパ、北欧は勿論、英国やフランスでは夕方
暗くなるのが15時頃ですから、なんとなく損した気分も・・・。
当方は三が日を家族で過ごし、連日午前からお屠蘇で酔い、
昼(朝?)寝。このままでは、寝たきりドクターになるのでは!
本日はリハビリもかねて、早起きして6日からの仕事に備える
事にしました。
お正月気分は十分味わいましたので、本日より徐々に元の生活
リズムに戻していきましょう。
さて、新年のご挨拶メールを、長野県飯田市の中山氏より頂戴
しました。中山氏はキクイモ第一人者の方で、当方著書執筆に
ついて、大変お世話になりました。
今回のメールには、添付ファイルがありまして、そこに
新聞記事がありました。

順天堂大学大学院教授白澤卓二氏の記事でした。
白澤教授は昨年『長寿県長野の秘密』(しなのき書房)を出版されました。
紹介記事によると、長野県には「がんセンター」が無いのにがんによる死亡率は
日本で最も低い。治療より予防医学が必要のではないか?!といった点を
疫学的確証から述べているようです。
そこで私の好奇心に火が点きました。
早速調べてみたところ、
2013年都道府県別平均寿命ランキングは男女ともNo.1は長野県でした。
男80.88 女87.18(全国平均寿命 男 79.59 女 86.35)
ちなみに我が栃木県は男79.06で38位、女85.66で46位のブービーメーカーでした。
勿論、平均寿命が全てではなく、大切なのは健康寿命ではありますが・・・。
長野の長寿に関して実情を調べてみましたところ、いくつかの注目点がありました。
・肥満と喫煙者の割合が全国的に見ても低い
・“野菜王国”と言われるほどの生産量を誇り、野菜を食べる量が全国一
・1960年代から推し進めている『減塩運動』を徹底
住民ボランティア「食生活改善推進員」や、各地区の住民から選ばれる「保健補導員」
らが家庭を一軒ずつ訪ね歩き、野沢菜の漬け汁の塩分をチェック
・公民館などで、地域の人たちに『薄味でも満足できる料理』を教える調理実習
等々
かつては、寒い気候柄、脳血管障害による死亡が高く、ランキングでもかなり低かったそうですが、
行政を中心に、住民も意識が高い結果、健康長寿県の地位を確立した様子です。
この因果関係を見て、大変学ぶべき事が多いと感じます。
他県においても、このような取り組みが出来れば素晴らしい結果になるのではないか?!
と感じました。
行政、地域住民、各地域の医師会、生産者農家等が一致団結して、
住民の健康を守る事が出来るのではないかと考えます。
オランダに倣い、農業輸出による農業所得の倍増を打ち出した首相の発言がありましたが、
本来、残留農薬基準もEU諸国と比べて甘い。農薬使用により微生物が死滅、劣化した土壌。
栄養価の低い農作物を作っているという現状から目をそむける事はできません。


栄養価が低いのみならず、健康被害等を生じる可能性を持つ農産物を輸出したり、国民に
摂取させるような愚策はまさか無いでしょうね?
最優先させるべきは、福島原発は言うに及ばず、日本国土の土壌改良ではないか!と感じます。
長野県飯田市は『キクイモ』名付け親である、日本の博物館の父、
田中芳男(1838-1916)の
出身地でもあります。
その地へ東京からキクイモ栽培の為に移住した中山氏の情熱も長野県における健康長寿NO1に
貢献している事と信じます。長野県では、寝たきり半減の運動も行われています。
健康への意識を高く持ち、理想的な栄養バランスのキクイモを中心に栄養価の高い農作物を摂り、
今年も健康で1年間キクイモの普及に努めたいですね。
- 2014/01/04(土) 09:34:40|
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- 2014/01/05(日) 09:19:33 |
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