いよいよ本日、2014年の仕事はじめ。
飲酒・寝正月を主とした日々に別れを告げ、夢から覚めたかの
様に、本来の場所に戻りました。
午前の病棟業務を終え、13時より、月に1度の月例会で、
多くの病院職員とご挨拶、久々に顔を合わせました。
院長の挨拶・訓話に始まり、中間管理職のスピーチ。
こちらは持ち回りでお話します。毎回、自身の番になると
その都度、何を話そうか?職員の方々にタメになる話題は?
等と頭を悩めます。
本日は、60代女性の中間管理職の方より、年頭において。
今年の目標といった話がありました。
『和顔愛語 先意承問』(わげんあいご せんいじょうもん)という、大変考えさせられるお話でした。
仏教の教えで、『大無量寿経』というお経の中にもでてくるそうです。
和顔愛語:和やかな笑顔と思いやりのある話し方で人に接し、
先意承問:相手の気持ちを先に察して、その望みを受け取り、自分が満たしてあげる和やかな顔と思いやりの言葉で人に接して相手の気持ちをいたわり、
先に相手の気持ちを察して、相手のために何ができるか自分自身に問いただす
という意味だそうです。
勿論、日々の生活に必要な思いやりと感じますが、
特に医療・福祉・介護現場において、大変大切な精神と感じました。
今年1年、昨日述べた
『全機現成』を胸に、自身の職場、臨床の場においては、この詞を大切にしたいと感じました。
- 2014/01/06(月) 21:10:24|
- 日々の診療徒然
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