本日は完全休養日。朝からノンビリ
家族はカラオケに出掛けましたが、私はパソコン前で講演会準備です。
今回のテーマは『ピンピンコロリ 健康寿命を延ばして、いきいきと、
若々しくすごすために』といったテーマです。
なかなか壮大なテーマに感じますが、日頃患者様に行ってる指導が中心ですから、
ノンビリと準備してます。
余り緊張する事は無いのですが、あまりにも緊張感が無いのも問題ですね。
なかなか準備が進みません。

主催者サイドから、配布資料があれば、コピーして準備しますよ!と、
言われてからメモ用紙と筆記用具があれば!程度の回答になります。
まぁ、自信の持つデータが独り歩きし、流用されるのも困る話なので、
余り配布は致しません。(次の書籍等の資料にもなり得るので)
当ブログの訪問者さんへ、直接講演をお聞き出来ない方の為に、
当日の内容をダイジェストとして、記載しましょう。
①自己紹介
私のプロフィールと現在の活動
皆様が知らない私が関わる状況
地元情報、医療・介護資源、警察医として日頃考える事
②糖尿病を主とした生活習慣病について、35年以上の臨床現場
での経験から
③キクイモ医師としての活動、キクイモ総論、
特徴や実際の効能効果(実例を交えて)
④その他の生活習慣指導
食事指導、気をつけるべきポイント
といった流れです。
私が現在迄、健康月刊誌に記載した内容を中心に話すつもりです。
常連さんの為にも、毎回同じ話ではつまらないので、毎回新たなスライドを追加し、
目先を変える様心掛けてます。
今回のスライドで興味深いのは、乳酸菌飲料の話かもしれませんね。
私の患者さんで、3名程某乳酸菌飲料により糖尿病状態を滅茶苦茶にされたので。
最近かなり売り上げているみたいですが、その功罪は大きいと感じます。
効く芋茶を飲んで、ダイヤモンドプリンセス号から感染しないで、
下船して来た方のデータが悪化。HbA1C数値が5.6から7.3へ上昇。
本人曰く、地域で本数が限られており、お店では入手出来ないのだが、
入手ルートが確保出来たと喜んでました。
入手出来ないなら、するな!と伝えました。
数量限定、期間限定、現品限り等 限定品に弱い精神が基礎にあります。
糖尿病診療マスター vol.15 N o.6 2017年6月 に掲載されている
トピック9 プロバイオティクスと糖尿病療養指導
日常診療における留意店 といった論文ならぬ読物が記されてます。
それによるとある乳酸菌飲料で糖尿病患者さんのH bA 1 Cが悪化したそうで、
調べてみると、1日1本その乳酸菌飲料を飲んでいたそうです。
原材料を調べると、国産砂糖、ブドウ糖果糖液糖(トウモロコシを
加水分解して出来る)3番目は脱脂粉乳

原材料を表記は含有量が多い順番で記載されるので、
いわばその成分のほとんどはガムシロップの様な物。
当然ですが、糖尿病は悪化するだろうし、免疫力を上げる筈はありません。
何時の頃からか、腸活に役立つ等と誤解して、
一所懸命、セッセと摂取してるのでしょう。
腸内細菌が免疫力に関与してる事が分かって来てます。
腸内細菌善玉菌が喜ぶエサを与えないといけません。
食品添加物などを摂っていてはいけません。出来る限り避けて欲しいし
不可能であれば、避ける様に心掛けて欲しいです。
食塩も塩化ナトリウムが害なので、天然塩を摂取していれば、
ミネラルバランスが整い、塩化ナトリウム摂取量さ減少します。
醤油も大豆・小麦・食塩で出来た物を摂りましょう。決して不出来を物語る
脱脂大豆(脱加工大豆とも言う)とアルコール添加のしょうゆに似た液体を避けて下さい。
口に入る物です。健康を意識しましょう。身体に良い物は、
必ず身体に良い影響を与えてくれます。裏切る事はありません。
- 2023/02/23(木) 18:30:03|
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