本日は春分の日

天気は下り坂の模様ですが、気温は高めで、いよいよ春の訪れです。
春分の日は3月20日ないし21日です。
これは天文学的な暦によるもので、国立天文台が決めています。
平安時代から季節の変わり目に自然や生物に感謝し、五穀豊穣を祈る
行事が行われてきました。
暦に沿って定められる「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび、いちりゅうまんばいにち)」
「天赦日(てんしゃび、てんしゃにち)」
「寅の日」は、福を招く開運日として事始めによく、金運・財運にも恵まれる最強の吉日とされています。
一粒万倍日は年に約60回、寅の日は年に約30回あるのに対し、
天赦日は年にわずか6回程度とかなり少なく、さらにこれら開運日が重なる日は希少で、
運気がパワーアップするとても貴重な日とされてます。
春分はご存知の様に昼と夜の長さが同じになる(実際には昼が少し長い)のですが、
太陽が真西に沈む事で阿弥陀如来様がおられる極楽浄土へ向かう道とされています。
本日お墓参りに行かれる方も多い事でしょう。
ここからは私事、愚痴も含まれます。お耳触りならここで読む事を止めて下さい。
先日、節分の翌日に大切な身内が急逝しました。
前日の節分には、プラスチック赤バット・青バットを手に、自陣の頭を叩き、鬼退治してました。
翌日未明に連絡を貰った際には、呼吸停止、病院搬送の報せでした。
慌てて駆け付けた時には救命室で心臓マッサージをしてました。
強心剤を既に2本使用。家族の到着を待って、3本目を使用した後、午前4時25分死亡確認でした。
死亡診断 低酸素症 短時間
誤嚥 短時間
享年 95歳。
本来であれば大往生です。しかし、突然で大きなショックでした。
祖父が亡くなった際も、電話連絡を貰った時には『亡くなった!』でした。
父が医師が2人もいるのに、何もさせずに逝かれてしまった。と言ってましたが、同様に。
医師が2人もいるのに。。。
私の娘も現在、医師として働いてます。次男は同じ道を進むべく研鑽中です。
何もさせずに逝かれてしまった!と言っていた父に逝かれてしまいました。
書籍を刊行したり、健康誌面に記事を掲載する度に届けましたが、その都度喜んでくれました。
学者だった父にとって、私は心配の種、不出来の息子で申し訳ないと感じてましたが、
最期の頃は笑顔で『自慢の息子!』と多くの人の前で、私にとって最大の賛辞をくれました。
彼岸入、雨の中四十九日の法要を行いました。今頃は極楽浄土に着いた頃かと思います。
遺された家族にとっては、大変なショックですが、考えてみれば理想的な最期かとも感じます。
本人にとっては苦しむ時間は短く、ピンピンコロリの大往生。見事としか言いようがありません。
1月の親友の逝去から3週間。寂しくなく旅立ったのでしょう。どこ迄仲良しなのか?!
呆れる程です。
その後、当方の医院に通院していた方が自宅でコロナで亡くなり、昔我が家の
お手伝いをして下さり、父が往診して看取った方の身内を、昨夜訪問診療でお看取りしました。
当面は、悲しみが忘れられる程の忙しさが用意されていると覚悟しております。
コロナ禍でもあり、故人の意向に沿い、葬儀は家族葬・密葬で執り行いました。
死亡記事を新聞に掲載せず、四十九日法要を終えた今からたくさんの方々へ
お知らせ、お詫びをしていきます。
こんな形で送り出すのは、不徳の致すところですが、身内にさえ知らせる事を
控えた理由があります。5年前に父と私から全てを奪って行った不心得モノによります。
生きて行く為に、心の貧しい人間にはなりたくないと反面教師としての学びは
ありますが、亡くなった者にとっては無念だったろうと感じます。
ただ自身の作品でもあったので、やむを得ないかとも言えます。
残りの人生がどれ位あるのか?!は誰にも分からないですが、
やり残してる事がたくさん有ります。それだけに父には未だ連れてかないで!
とお願いしてます。
残された時間で心願成就すべく、新たにプロジェクトを成し遂げて参りましょう。
先ずは今からWBC侍ジャパンを応援しましょう。
対戦相手メキシコでも本日は祝日だそうです。
- 2023/03/21(火) 08:18:05|
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