当ブログでも何度かご紹介しました、キクイモ焼酎。
正式にはキクイモリキュールと呼んだ方が良いのですが、
キクイモと焼酎を合わせただけなので、『キクイモ焼酎』と
呼んでしまっております。
毎夜、健康の為と頂いております、『キクイモ焼酎』ですが、
キクイモの主成分で、効能成分でもあります『イヌリン』
水溶性食物繊維が焼酎に溶ける事を利用しております。
先日ご紹介した、購入ジャグの色合いも程好くなりまして。
素敵な琥珀色!!!

ただ、本来焼酎というアルコールは蒸留酒で、無色透明だそうです。
私も嫌いではないのですが、(決して強くはありませんが・・・)
特に焼酎はビール同様、庶民派アルコールとして馴染み愛着があります。
焼酎について、ある資料を入手したので、読んでみますと、
知らない事が多いので、ビックリしました。今更聞けないといった知識です。
ブドウ・米・麦等をアルコール発酵させたワイン・日本酒・ビール等を
『醸造酒』と呼びますが、その醸造酒を蒸留即ち液体を加熱し、発生した蒸気を
冷やして、液体化、精製・分離したものを蒸留酒と言います。
世界には様々な蒸留酒があり、バーボン(アメリカ)、カナディアン・
スコッチ・アイリッシュ等のウィスキー、ヨーロッパのブランディ、
ロシアのウォッカ、メキシコテキーラ、カリブ諸国のラム、日本では泡盛等々
アルコールの沸点が約78.3℃であることを利用し、水その他と分離することで起こる
蒸留酒の特徴として、①元の醸造酒よりアルコール度数が高い。
②色素は基本蒸発しない為、ほとんどが無色透明。③糖分やアミノ酸などの成分も蒸発
しない
かつて、焼酎には『甲類』『乙類』という呼び方がありました。が、いつの間にか
そういった呼び方が無くなりました。
この分類は、蒸留方法の違いだそうで、乙類は単式蒸留でアルコール度数を45%以下に
したもので、連続式蒸留法によりアルコール度数を36%未満にしたものを甲類、ホワイトリカー
と呼ぶそうです。
現在は等級・順位表現に異を唱えた乙類焼酎メーカーの反発により、1971年かつての乙類は
本格焼酎となったそうです。
これに似たお話が身近にあります。それは、医学博士号です。大学院卒業により取得された
学位は『甲類』だそうで、大学院卒でなく、研究歴を積み重ねて取得した学位は『乙類』と
呼ばれております。
私は後者であります。イギリス留学し研究した結果を論文として、仕上げ、色々な苦労・思い出が
詰まっておりますが、『乙』だそうです。大学院入学試験をパスし、授業料を払ったとはいえ、
即席的な印象が多少なりともあるものが『甲』だそうです。
まあ、どちらにしても研究結果が求められる世界ですから・・・。でも名称変更をすべき事象だと
常々考えておりますが、如何なものでしょう。
やや琥珀色の魔法水に酔ってきたのかもしれません。
もう一杯キクイモリキュールをおかわりしましょう。
- 2014/01/16(木) 19:14:33|
- キクイモについて
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