本日午前は日光に診療に参りました。
日光インターに差し掛かったところ、突如、前方右側から
何かが飛び出して来ました。慌てて減速して衝突を回避!
中央分離のガードレールを飛び越え、進行方向右から左へ
横切る物体。それもかなり大きな生物。
『肝を冷やした』とは、まさにこの事。
野生のシカでした。
それもかなり大きな。
角も立派なものでした。
あまりにも突然のことでしたから、後部座席に乗っていた子供達に
「鹿だ!」と叫んだところで、子供達は気付きませんでした。
時に野生の猿は見かけますが、こんな街中で鹿は初めての遭遇。
奥日光から徐々に街中に下りてきています。やはり餌が乏しい
為なのでしょう。
中禅寺湖畔のお土産屋さんから、サルが土産物の食べ物を奪い取ると
いった光景は、時にテレビなどでも放映されております。
我が家の近くに熊が出没した。我が家の中にサルが入り、南瓜を
盗んでいった等。最近の野生動物の市街地での出没エピソードは
沢山あります。
毎年GW時期に家族で中禅寺湖~戦場ヶ原をハイキングに行きますが、
昨年・一昨年と野生のシカに遭遇しております。近くで写真撮影をしても
怖がったり、逃げたりせず、悠々と草を食べておりました。


自然破壊による餌場の減少。観光客をはじめとする人間に餌付けされたことにより、
美味しい味を覚え、餌の捕獲能力が低下する等、身勝手な人間どもに迷惑かけられ
てますよ!といった表情に感じてなりません。
戦場ヶ原では、白樺の皮を餌とする鹿を計画駆除している様子です。
一方でこのような可愛らしい鹿を保護していく必要があると思います。
動物を含めた自然環境との共存を真剣に考えて行かないといけませんね。
東日本大震災、福島原発事故以降、風評被害もあり、観光客がめっきり減った日光。
放射能による汚染の影響等が懸念されておりましたが、最近はやっとお客さんも戻ってきました。
人間の生活の便利さを追求ばかりすることで、本来備わっている能力の退化、身勝手な
行動による他種生物への悪影響。その反動は必ずや将来、自身の子供達に返ってくる事に
なるでしょう。
人間も便利さ、重宝さばかりを重視せず。時には昔に戻って、たとえ多少不便であっても
野生の動物と共に自然を大切に、車でなく歩いたり、計画停電の時のように、無駄な電気は
消費しないよう、夜は早く湯たんぽ使用し床に就く等。考える必要があるのかもしれません。
「高速走行中に轢かなくて本当に良かった。」と感じます。
「あんまりスピード出すなよ!」と注意していたのかもしれません。
- 2014/01/18(土) 23:39:05|
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