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キクイモ医師のつぶやき

糖尿病臨床医の健康的キクイモ生活情報

道端のキクイモ

先日、職場への道を車で走っていると
黄色の可愛い花が咲いていました。

kikuimo4.jpg


車を停めてみると、
そこには「キクイモ」の花が
咲いていました。

kikuimo3.jpg

高速道路の側道の空地の生い茂った雑草の中に
埃にまみれ、一部ペンキのような汚れが葉には
見られました。

その空地には『不法廃棄厳禁』の看板と監視カメラ。
作物の育つ環境としては劣悪です。こんな場所にもキクイモは育ちます。

野生化したキクイモで、背丈は70cm程度で、茎も細く、葉も小さめ。
栄養失調のキクイモです。

本来、キクイモは背丈は2~3mにも伸びます。
栽培が簡単だけに、本来それが持つポテンシャルは栽培の仕方、
育成環境により大きな違いが生じます。


主成分である『イヌリン』の含有量が異なる事で
効能・効果に違いが出てきます。


キクイモは本来土壌の栄養分であるミネラル・ビタミンを
根から吸収し、その根に蓄えます。

土の栄養分をねこそぎ摂り入れる為、その土地は
収穫後には枯れてしまいます。

よって、連作は難しく、その後の2年間は土壌を
休めないとならないのです。


これからキクイモの収穫シーズンですから、
農産物直売所などで見掛ける機会が出てきます。

が、その生産者がどういった育て方をしたか?
生産者農家が放っておいて出来たもの、農薬乱用、
土壌の地歴による事を是非知っておいて頂きたいです。

見た目「キクイモ」でも、効能・効果が期待出来ない、中身が異なる
キクイモモドキも混ざっている危険性もありますから!

手が掛からない分、価格・見た目では判断が難しい部分です。
素晴らしい奇跡の食材が普及してこなかった。原因がここにあると
感じます。


  1. 2013/10/14(月) 09:08:22|
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Author:キクイモ医師
栃木県で勤務する内科医です。糖尿病を主とし臨床経験四半世紀を経過しました。
糖尿病の他、生活習慣病の増加、玉石混交のサプリメント市場、現在の医療・介護の問題等日々の出来事から感じた事柄などをつぶやいていきたいと思います。宜しく!

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